うちのニーナちゃん、慢性膵臓疾患で酵素が出ない病気で消化が出来ない。
だから毎食時に、パンクレアチンという酵素の入ったカプセルを与えないと 、消化出来ず下痢をしてしまう。
毎食、2カプセルずつ与えていて、痩せているけどまあ良好かな。
「この病気の犬は早く死ぬ」 と獣医に言われたけど、まだまだ頑張っている。
最初、エサにカプセルを混ぜた時は、異物だと思って勿論残していたので、私達が口を開けて、飲まさなければいけなかった。
そのうちに、「自分でもこのカプセルを飲まなければいけない」 と分かったようで、エサに混ぜても一緒に食べてくれる様になった。
知恵がついたのか、わざとカプセルを残す事もある。
カプセルを残せば「ほらほら、ニーナちゃんダメでしょ!」って、私達が世話を焼くので、体のコンタクトが欲しい時にはそうするようだ。
お腹がすいてがつがつエサを全部食べてしまった時は、「しまった~!」と言う顔をする。
「カプセルを残して、困らせてやれば良かったー」とでも思っているよう。
または、ガツガツ食べている時に、2個目のカプセルを口に含んだ瞬間、「ハッ!」と気が付いて、カプセルをペッと吐き出す事もある。
見ながら「こいつ~!」と思うんだけど、この小さな頭で「私達をちょこっと困らせてやろう」等といろいろ考えているんだなーと思うと愛おしくなる。
頭をぐりぐりしたくなるのよね。
先日、ニーナの消化の具合が悪くなった日が続いて、アンソニーがカプセルの量を3つに増やしてみる事にした。
エサを食べ終わった皿には、エサに混ぜた3つ目のカプセルが残っていた。
アンソニーがニーナを呼んで、カプセルを飲ませようとすると、強い抵抗を示した。
いつものおふざけで残す一個とは違う。
その拒否の姿勢は、まるで「もう2個のカプセルを飲んだのに!どうして?」と主張しているかのよう。
アンソニーはニーナに状況を説明し、彼女も納得して口を開け、カプセルを飲ませて、一件落着。
それにしても、びっくりしちゃった。
自分が飲んだ(食べた)カプセルの数を分かっているんだねー。
数の概念がある(数えられる)とは!
ま、いつもと違うぞ!と思っただけなのかも知れないけど。。。
バカじゃないわね、ニーナちゃん。
呼んだ?
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