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2024/05/13

脱「異次元緩和」第二弾だ；日銀、国債買い入れを５００億円減額…長期金利は０・９４０％まで上昇

カテゴリ：ネットメディアを通じた主張

日銀、国債買い入れを５００億円減額…長期金利は０・９４０％まで上昇

マイナス金利からプラス金利への移行が第一弾。米国の金利動向にもよるが円安回避につながるはずだったが、日銀が「金融緩和継続」と言ったために円安は異常に継続して、為替介入を余儀なくされた。つまり実効性には乏しかった訳だ。

次に政策金利を上げる方向に動いているが、株価下落、企業の資金調達環境の悪化、住宅ローンの上昇と言うマイナス面のコントロールが難しい。

そこで国債発行、買取の減額である。国債の発行は円貨を印刷しているのと同じなので、円の価値は下がり円安に結びつく。海外投資家が買ってくれるのならば円買いと同じなので円高に振れるのだが、日銀が買取しているのだから円安の大きな理由となっている。

通貨の大量発行はデフレになる訳で、インフレを目標にしていた日銀は逆の手法を取って、副作用ばかり出ている。これは正常化に向けて日銀の国債買い入れをゼロに持ってゆくべきだ。

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