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日本全国城巡り第28弾は長野県の諏訪高島城。日本どまんなかお城スタンプラリーに参加してる城なんで松本城に行くついでに寄る事にした。この城の天守は他のどの城の天守とも似ていない独特の形状をしているのが興味深い。明治時代まで天守は現存していたのだが廃城令には逆らえず、地元有志の尽力も空しく遂に破却を免れなかったというが、それならそれで天守の詳細な資料を残してから破却すればいいのにそれすらしてないのは怠慢ではないか。1970年に鉄筋コンクリート造で外観復元されたが観光用に窓の数を増やしたりするなど色々改竄されている。下見板張りの部分もコンクリにペンキ塗っただけなのがバレバレな安っぽい仕上がり…内部に至ってはどう見ても城とは思えない近代的な郷土博物館となっている(これはこの城に限らず他のコンクリ天守も同様だが)。見所は特に無いんだよね…むしろ庭園に咲いてた藤の花の方が綺麗で見応えがあった
2014年05月17日
日本全国城巡り第27弾は岐阜県の郡上八幡城。城址にそびえる白亜の天守は昭和初期に建築された模擬天守なのだが大阪城のような鉄筋コンクリート造りではなく木造なのが特徴だ。天守を建てる際、どの城を参考にするかで犬山城や彦根城も候補に挙がっていたが最終的に当時まだ現存していて国宝だった大垣城に決定したという。実際、郡上八幡城の天守は大垣城の天守に似ていると皆言うが、本家の大垣城天守は戦災で焼失し戦後木造ではなく鉄筋コンクリートで復元されてしまった。鉄筋で外観だけ往時に似せて作った天守は城の形をしたビルであって城とは言い難い。城としての価値は限りなく低い…本家大垣城がこの惨状ゆえ今となっては木造の郡上八幡城天守の方が城としての価値が高いという逆転現象がみられる。戦前撮影された古写真で見る焼失前の大垣城天守はホントに凄いんだけど…。天守を建てる際、木造にしたのと犬山城天守を模倣しなかったのは正解だと言える(鉄筋コンクリートで犬山城天守を模倣というのが最悪のパターン)。作家・司馬遼太郎が「日本で最も美しい山城」と言ったそうだが現地でじかに白亜の天守を眺めると決して誇張した表現ではないと感じた。元々どの方向から見ても美しく見えるよう計算され建てられたというから納得がいく。最初来た時、麓の駐車場横の広場にある「山内一豊と妻の像」の背後に、これまたいい塩梅に白亜の天守が映ってるのを見て驚いた。これは偶然なのか、予め計算されているのか…城内は意外と狭いが天守の中は予想より広かった。それに木造なのに土足で上がれるのは意外だった。天守の外だけじゃない内部も美しさを感じる。床がしばしばミシミシ音を立てるのが面白い。二条城の二の丸御殿のうぐいす張りの廊下みたいだがこれも計算の内!?天守から眺める外の景色も美しい。元々高所にある山城だから眺望が良好なのは当然だが…。来てよかった
2014年05月10日
日本全国城巡り第26弾は 日本100名城の第48番に指定された三重県の松阪城。建築物は残っておらず石垣のみなので城というより城址公園なのだが現存する石垣は見事。石垣は結構な高さがあり転落しようものなら死ぬか重症を負うかどちらかだろうね…高所恐怖症でなくても石垣の上から下を眺めたら身震いする。かつて天守を再建する運動もあったようだが反対派に潰されたという。鉄筋コンクリで犬山似の模擬天守を建てるとかそういうのなら止めておいて正解だったと思う。本物の城址に鉄筋コンクリで模擬天守を建てるのは最悪。どうしても建てるのなら城址と無関係の場所に建てるべき。
2014年05月06日
日本全国城巡り第25弾は京都府北部の福知山城。以前から行きたいと思っていた城だがようやく登城の機会を得た。鉄筋コンクリートで復元された天守は大抵すぐ作り物だとわかる安っぽい出来の物がほとんどだが福知山城の天守はかなり精巧に作られており、パッと見た感じでは木造復元と見間違う。やろうと思えば鉄筋コンクリートでもここまで本物そっくりに作れるのだと感心。しかし外観は兎も角内部は21世紀の現代的な郷土資料館としか言いようが無く激しく萎える。やはり鉄筋コンクリート造りだとこうなってしまうのね…興醒めして天守を出る。天守台をよく見ると転用石が非常によく目立つ。この転用石の多さが福知山城の特色であり魅力でもある。築城時余程石材が不足していたのだろうか?よくこれだけ余所から集めたものだな。
2014年05月03日
日本全国城巡り第24弾は福井県の越前大野城。福井県で天守が上げられている城は、ココと丸岡城くらいのものだ(城址とは無関係の場所に建てられた天守閣風建築物は含まず)。竹田城みたいな雲海に浮かぶ城として最近注目されてきているので、知名度も上がってきているように感じる。地図上では丸岡城の近くにある感じだが、実際には結構離れている。山頂の天守は昭和時代に建てられた鉄筋コンクリート造りの模擬天守だけど遠くから眺めると本物のように見える。しかし江戸時代に描かれた古絵図の天守とは似ても似つかない。せめて外観だけでも往時のまま再現してくれていたらよかったのだが…模擬天守がどことなく丸岡城天守に似てると思った。しかし間近で見ると作り物感が半端無い。特に下見板張りに見立てた箇所なんかは特に…。天守の中は木造を思わせる意匠がなされてはいるけどやはり作り物感が漂う。丸岡で本物を見た後だとなおさらだ。最上階は定番の展望台になっていて廻縁に出られる。だが金網が浜松城みたいに天辺までびっしりと張り巡らされていて折角の眺望を損ねている。小さい穴が開けられていて、かろうじてそこから眺める景色は素晴らしいがこれじゃ不満だ。この城の見所は模擬天守よりむしろそこに辿り着くまで通る石畳の坂道だ。野面積みの石垣も見事であり天守が現存してるか史実通りの姿で木造で復元されていたなら日本百名城に選定されていてもおかしくはないと思えるほど立派。階段が結構急でお年寄りは避けていた。門から山頂の天守まで徒歩20分だが運動になる
2014年04月26日
日本全国城巡り第23弾は福井県の丸岡城。かつて国宝指定されていた現存最古の天守を見るためはるばる福井県までやって来たのだが結構しんどい。でも鉄筋コンクリ造りの偽物じゃない、本物の木造天守には凄みがあるなぁ…思わず感嘆する。偶然同じタイミングで丸岡城を訪れた見ず知らずの50代とおぼしきおばちゃん達が丸岡城の天守を見るなり「名古屋城はアカンなぁ」「大阪城も」とコンクリ天守をケチョンケチョンに貶してたのが笑える。天守は大木が邪魔して絶好の撮影スポットが無いのが惜しい。桜も既に散って見応えが無いし…。それはそうと天守の中に入って色々見学。外だけじゃなく内部も本物は凄いなぁ…やはり日本の城は鉄筋コンクリじゃ駄目なんだと思い知らされる。階段が急で張られたロープを掴まないと危ない。思わず踏み外しそうになり冷や汗をかいた。最上階に廻縁が付いてるが出られないよう柵で遮られている。大人が何人か乗ったら壊れそうな雰囲気だった。この城の天守は全国にそっくりさんというかバッタもんが建てられている事からしてかなりの人気があるのだろう。摂津国池田城の天守櫓がどことなく丸岡城天守に似てるなぁと思って調べたら丸岡城のが本家で、池田城のは丸岡城天守を模した模擬天守だと知って以前驚いた事がある。犬山城天守に似せた模擬天守も多い
2014年04月25日
日本全国城巡り第22弾は滋賀県の水口岡山城。城というか城跡で遺構は残されているが建物は全く残っていない。山城なんで登城というよりハイキングだな。途中、狭くて険しい道を何度か通りようやく頂上に辿り着く。頂上からの見晴らしは良好。だが風が強い。いつまで経っても強風が吹き荒れる……期間限定イベントよみがえれ水口岡山城2014の目玉であるバルーン模擬天守が吹き続ける強風のせいでいつまで経っても上げられない!!仕方がないので本丸石垣を見学。こんな高所によくこんな大きくて重い石を運んで積み上げたものだ。当時は重機の類は無く全部手作業だもんな…労働にこき使われた人々はさぞ辛かったろう。ついでに二の丸、三の丸の跡地も見学。山桜もまだ咲いていて美しい。再び山頂に戻るが西の丸跡地のバルーン模擬天守はなかなか上げられない。待ちくたびれた観客の中には諦めて帰る人々も…だがようやくバルーンが膨らんで模擬天守が観客の前に姿を現した!こんなのただの風船じゃねぇか、と思うなかれ。コレを見る為に大勢の観客が城跡に集まったのだ。模擬だけどなかなかイカしたデザインだ。本物の水口岡山城天守の形状は不明だが(そもそも天守があったとされる場所も複数あり特定されていない)きっと壮麗な天守だったに違いない。来年もこのイベントあるだろうか
2014年04月20日
日本全国城巡り第21弾は大阪府の岸和田城。写真で見た事はあるが現地で実物を見た事はなかったので今回訪問する事にした。JRより南海電鉄を利用した方が便利で最寄の蛸地蔵駅で下車し迷う事なく城に到着。駅から結構近い。本来、岸和田城には下見板張りの五層の天守が上げられていたのだが戦後復興する際、予算不足で三層の天守にしたのだとか。デザインは滋賀県の彦根城天守をモデルに、それらしく意匠されていて現物を見たら結構見栄えがいい。模擬で鉄筋コンクリの天守というのは出来損ないが多いが、この城の模擬天守は割と出来のいい方だと思う。それでも史実とは大いに異なる外観なのだから褒めるべきではないのかもしれないけど…。石垣も修理された部分は色違いになっていて目立つ。天守内部は他の模擬コンクリ天守同様、郷土博物館みたいになっていて甲冑だの絵画だの屏風だの古文書だのが展示してあるが撮影禁止になってた。何故かコンクリ復興天守は展示品撮影禁止のケースが多い。にしては、大した物を展示しとらんのだが…フラッシュ焚かなければ撮影できた富山城を見習ってほしいものだ。この城の天守も最上階は展望台になっていて廻縁から景色を眺められるが安全対策用の金網は視界の妨げにならないよう低めに設定されているので眺望は良好。これは良かった。上までビッシリ金網が張ってあると萎える…。見所は鉄筋コンクリ復興天守以外余りないけど、思ったよりいい城だった
2014年04月19日
日本全国城巡り第20弾は三重県の伊勢亀山城。前からちょっと気になってた城であり、三重県で唯一現存する城郭建造物として県史跡に指定されている多門櫓がどんな物か実際に見学してみたいと思い現地に行ってみた。ざらばん紙に印刷された地図を元に、多門櫓を捜索したが何処を探しても城郭らしい建築物を発見できず焦った。ますみ公園の近くというが現地には公園がたくさんあり、どの公園なのか迷う。でっかい滑り台のある公園が大きくて目立つが探してたますみ公園はずっと小さくて古い飛行機と機関車が展示してある公園だった。その真ん前に神社があり、その隣に探してた多門櫓があった。ここまで到達するのに相当の時間を費やした。土地鑑が無いと色々苦労する。現地で初めて平日は多門櫓の内部見学は不可と知り愕然…。後日、再度訪れようやく内部を見学できた。説明文が書かれた写真入りパネルが何枚か並べられていた。展示物はそれ程多くはないが、一見の価値はある。はるばる訪れた甲斐があった。
2014年04月16日
日本全国城巡り第19弾は北陸の高岡城。城というか城址公園であり筋金入りの城郭マニアなら楽しめるかもしれんが、そうじゃない者にとっては公園としてならともかく城としては楽しみ甲斐の無い城だ。百名城に選定されていなかったら絶対に来なかった。今まで訪れた城の中で最も退屈。むしろ駅前のドラえもん&のび太一味の銅像と、城に来る途中遭遇した高岡大仏の方が見応えがあった。何故駅前にドラえもんが…と思ったが原作者が高岡出身なんだね。納得
2014年04月12日
日本全国城巡り第18弾は北陸の富山城。筋金入りの城郭マニアならこの城じゃなく金沢城に行くだろうが、金沢城は見所が多過ぎて疲れそうなのと、地図を見た感じじゃ富山城はJR富山駅の近くにあって割と簡単に行けそうな気がしたので今回金沢城じゃなく富山城に行く事にした。しかし実際にもの凄い時間をかけて富山に行ってみたら思ったほど城は駅の近くにはなかった。すぐ行けると舐めてて簡単な絵地図を元に城を徒歩で探し回ったが全然見つからず、とうとう神通川に架かる鉄橋まで来てしまった。手元にある簡略絵地図だと、大きな川の向こう側に城が描かれていたのでてっきりこの川を渡った場所にあると思ったのだが幾ら探しても城が見つからず焦った…。観光都市でよく見かける現在位置を示す案内板が富山市内には殆ど無く、土地勘の無い者が初めて来たら今自分が市内の何処を歩いてるのかさっぱりわからなくなるのだ。暫くさ迷う内、市電の駅を発見。そこで確認したら城のある場所よりかなり南の方に来てしまってる事を知り愕然…今回時間が限られていたので、やむなく市電に乗って城へ行く事にした。丸の内で下車したら富山城はすぐ近くにあった。市内を駆け回って汗まみれになりながら、ようやく城にたどり着けた。この城の特徴は犬山城に酷似した天守閣だ。何故、富山と全然無関係の愛知県の犬山城を模したのか知らんが、これこそが富山城のトレードマークだと言える。実物を見たら予想以上にモダンな城だった。否、本物の城の石垣の上に戦後建てられた鉄筋コンクリート造りの城郭を模した郷土博物館というのが正しく本来これを城と呼んでいいのかどうか…。外見のみならず建物の中もこれまた非常にモダンでお城という感じは全然しない。資料は豊富とは言えないが入館料は安いので我慢。ただ前田利長が被ったという銀鯰尾形兜(ぎんなまずおなりかぶと)は現物を見て凄いと思った。最上階展望台は途中頭をぶつける箇所があるから注意。展望台廻縁には浜松城みたいにびっしりと金網が張り巡らされていて見晴らしが悪い。安全対策なのかもしれんが元ネタの犬山城には金網なんか無かったぞ!見晴らしもよくする工夫が欲しい
2014年04月11日
日本全国城巡り第17弾は四国の高松城。これまで石垣が凄い!美しい!!と感じた城はあったが、堀を見て美しい!と感じた城はココが初めて海水を引き入れた堀は本当に綺麗で思わず見蕩れてしまう。石垣も並の城に比べたら綺麗だと思う。天守台は予想より大きかった。かつてこの天守台の上に独特の形をした天守がそびえていたんだね。資料館で模型が展示してあったが早く復元してほしいものだ。残念な事に資料不足で内部構造がよくわからず現状では厳しいようだが…。来て損は無い城だ
2014年04月09日
日本全国城巡り第16弾は四国の丸亀城。前から行きたかった城なんでやっと願いがかなえられてよかった。事前に石垣が見事だと聞かされていたが実際に現地に行って現物を拝見し、その壮大華麗な高石垣に驚愕した!こんな立派な石垣を数世紀も前の人々が手作業で築き上げたとはね。そしてその石垣の上に乗っかってる天守が、異様にでかく見えた。実際には現存12天守の中でも最小の規模らしいのだが何故か大きく見える…。天守の中に入ってみると確かに中は狭いし小さいのだが石垣の上に載ってる天守が大きく見えたのはその存在感ゆえか!?デザインもどことなく愛嬌を感じるんだよな。いつかまた訪れたい
2014年04月05日
日本全国城巡り第15弾は愛知県の犬山城。この犬山城の天守は現存12天守の内の1つで国宝に指定されてる貴重なもの。以前から気になっていたのだが遂に訪れる機会を得て行ってみた。現場にはJRでは行けず名鉄とかいう私鉄に乗り換えねばならないのが面倒だ。犬山遊園駅は無人改札駅で何故か便所は駅の外だし駅の周囲に墓場があって何か不気味…。でも川沿いの桜並木を進んでいけば山頂に犬山城天守の勇姿を確認できた。しかし何だ、犬山城の天守は本物ゆえか今まで見てきたコンクリ復元のニセの天守とは風格が桁違いだ。とにかくどのアングルから見ても美しい絵になる!感動した!!
2014年03月30日
日本全国城巡り第14弾は岐阜県の岐阜城。土地柄か、静岡や浜松が徳川家康をプッシュしてたのに対しこちら岐阜は織田信長をやたらプッシュしまくり。JRの岐阜駅降りたらすぐ信長公の黄金像が目に飛び込んでくる。山頂の岐阜城天守内も信長関連の資料がてんこ盛りの状態で信長好きの人にはたまらないだろう。欧米人観光客もやたら来てた。ガキも多い……。岐阜城は最上階廻縁からの眺めがとにかく絶景で素晴らしいとしか言いようがない。ただ常に強風が吹き荒れていて油断してたら風に体を押される。にしても昔の人はよくこんな高所に城を築いたものだ。もっとも代々岐阜城の城主はロクな死に方をしてないが…信長もそうだし。そういう意味では呪われた城なのかもしれない。でも素晴らしかったよ。来てよかった
2014年03月29日
日本全国城巡り第13弾は静岡県の浜松城。これも徳川家康ゆかりの城なんで一度訪れてみたかったので、わざわざ電車とバスに乗って行ってみた。現地の地理に疎くても天守が見えればすぐ城の位置がわかって便利なのだが浜松城の天守は掛川城や駿府城を見た後だとそのスケールのショボさ、みすぼらしさが突出していて唖然閉口…コンクリ復元とはいえ内部はともかくせめて外見の見栄えだけでも良くしようという気はさらさら無かったのだろうか?天守のそばにたたずむ家康公の像は駿府城のより出来がいいと思うが……天守を支える天守台の石垣も野面積みの見事な物で、それだけにあの天守のお粗末さだけはいただけない。中も今まで訪れたどの城の天守よりも狭かった。展示品は良かったけど。特に具足甲冑は他の城の物より見るからに上等だ。最上階展望台は金網が邪魔で、見晴らしが良くない。あんなにびっしり張り巡らせる必要あるのか!?新築した天守門も駿府城の東御門に比べたらねぇ……何だか凄く惜しい城だ
2014年03月28日
日本全国城巡り第12弾は静岡県の駿府城。大御所となった徳川家康が晩年隠居城として構えた城だが東御門巽櫓のバカでかさに驚愕!滋賀県の水口城も櫓の中が資料館になってたけど駿府城のは博物館並のスケールのデカさで始終圧倒される。ここまでくるともう苦笑するしかない。色んな資料が展示してあるが、中でも駿府城天守の模型が凄い!推定部分も含まれるとはいえ、かつての駿府城天守がここまでゴージャスだったとは驚きを禁じえない!!こんな凄い天守なら是非復元してもらいたいものだ。公園内の家康像も見所の一つ
2014年03月27日
日本全国城巡り第11弾は静岡県の掛川城。平成の御世になって木造でほぼ忠実に復元された天守がJRの駅から見えて感動した。間近で見るとなお素晴らしい…!鉄筋コンクリートでテキトーに作られたどこぞの城とは格が違うわな。日本のお城は手間隙かけても木で造るべしだと改めて思い知らされた。最上階に廻縁が付いているが黒い鉄柵で出られないよう細工されていた。廻縁は見た感じ華奢な作りだったので大勢で乗ると崩落するからかな!?あれは、あくまで飾りだな。しかし天守最上階から見渡す街並みは素晴らしい。天守を出た後、次に現存御殿へと向かう。この御殿もまた非常に素晴らしい。感動しまくりで当初予定してた90分では回りきれない。結局予定より一時間も長く滞在してしまった!それ位、魅力の尽きない素敵な城だった。…いやぁ、はっきりいってこの城を舐めてたわw木造復元天守と現存御殿のコンボは予想以上の魅力を生んでいる!また来たくなるお城だ。いつになるかしらんけど、また訪問したい
2014年03月26日
日本全国城巡り第10弾は滋賀県の水口城。マイナーなお城なんで、余程の城郭マニアでもない限り来ないのでは?と思ったら案外観光客が訪れるんだな。有名じゃないし大きくもない城だが櫓風の資料館は見学の価値がある。火矢(ロケット弾のような火器)の展示は初めて見た。銃も数挺展示してあった。入り口の門の右手に別の門があるのだが、その左側が便所になっているのになかなか気付かなくて、便所がどこにあるのか少し迷った。あれはまぎらわしい…。
2014年03月25日
日本全国城巡り第9弾は広島県の福山城。前から行きたかったお城だったので初めて福山城の天守と対面した時は感激したにしてもこれだけ駅から近くて便利なお城は無いんじゃないか…と思える位駅前にある城だ。駅前留学ならぬ駅前登城が可能な城やねw天守の入城料は200円で他の城に比べて良心的。この額なら親子連れで来ても財布が痛まない!ただ、天守の中は異様にひんやりしていて寒かった。お城の天守の中に入って寒い思いをしたのは初めてだ。一体何が原因なんだろ!?公開中の展示品は他の城同様、本物の甲冑とか古文書とかだが福山城では甲冑が真横や真後ろからも見学可能になっていて、これはいいと思った。家康や勝成の蝋人形もあったが、どうせならジジイの頃じゃなくて若かった頃の姿で再現してあげるべきだったのでは?最上階の展望台は始終風が吹いていて風を浴び続けるとやっぱり寒い。だが、大阪城みたいに金網で覆われていない分、眺めは良好。なかなかいいお城だった。また来てみたい
2014年03月22日
日本全国城巡り第8弾は岡山城。岡山駅に着く直前、車窓から天守が見えたので意外と駅の近くにあるんだな…という印象を受けたが実際駅から歩くと20分程かかった。全体が真っ黒の独特なスタイルの天守だが春季特別展期間中とはいえ入城料800円は高過ぎる!展示品は本物の甲冑やら古文書やらだがこの程度なら伊賀上野城の方が充実してた。おまけに岡山城は展示品は撮影禁止だし。最上階は展望室になっているが高欄は無いし窓は格子窓だから勝手は良くない。金鯱は大阪城のと違い部分的な塗装剥げは無く金ピカだった
2014年03月20日
日本全国城巡り第7弾は京都府長岡京市の勝竜寺城。細川ガラシャと縁のある城だが予想以上に小規模な城だった。山崎の合戦で敗北した光秀が篭城を諦めて居城坂本城を目指して落ち延びたのも無理はない。逃亡を謀った光秀だが結局土民の落ち武者狩りに遭い絶命
2014年03月19日
今週も城巡り。今週二発目は伊賀上野城。以前、偶然この城のそばを通りかかってこんな所に城があるのか…と思っていたが今回実際に行ってみる事にした。今ある大天守および小天守は、昭和初期に地元の名士により再建されたものだと知っていたが、間近で実物を見るとその大きさに驚かされた。鉄筋コンクリートじゃなく木造でこの大きさは凄い。今じゃ建築基準法に抵触するレベルの大きさだよな!?だが史実だとこれより更に大きい五層の天守があげられたというから驚きだ(もっとも暴風雨で倒壊したと言われているけど)天守に入る前に高石垣を見に行ったが、これがまた凄い高さの石垣でビックリした転落したら確実に昇天する高さだが、特に防護柵とかは設けられていないので、落っこちないよう十分気をつけねばならない。高石垣を見物し終えてから大天守に入城。入城料は取られるが払う価値は十分ある。本物の鎧やら刀剣やらが展示してあり見応えがある。最上階からの眺めも素晴らしい。大天守を出た後、そばにある俳聖殿を訪れた。松尾芭蕉生誕三百年を記念する建物だそうだが見れば見る程、実に摩訶不思議な建物だ。発想が凄いよね
2014年03月15日
今週も城巡り。今週一発目は伏見桃山城。太閤秀吉と縁のあるお城だが鉄筋コンクリート造りの大天守、小天守は当然本物ではない。いわゆる模擬天守というやつだが、模擬天守にしてはかなりの大きさがある。小天守も、そこらの模擬天守より大きいんじゃないか?接近すると、場所によっては大天守が背後に隠れる程の大きさだ。人によりけりだろうが見た目もそれ程安っぽく感じない。キャッスルランド閉園と共に取り壊される予定だったが残されてよかった。
2014年03月14日
今週も城巡り。今週二発目は奈良の大和郡山城。大阪城に比べたら小ぶりの城だが、武骨な下見板張りの櫓と塀、城門が戦国時代の城を彷彿とさせる。城内は今、梅が多数綺麗に花を咲かせていて充分見応えがある。高齢のお年寄りが大勢花見見物に来ていた。天守閣は現存しない。そもそも天守台付近は立ち入り禁止になってて残念
2014年03月08日
今週も城巡り。まず一発目は大阪城。巨城のはずだが城の周りを天守閣をも上回る高さのビルディングが林立していて、天守閣を探すのが難しい。駅からちょっと迷った…しかし暫く歩いていると巨大な天守閣が見えてきてその方向に向かう。ようやくたどり着いてまず目にして驚いたのが石垣と堀。石垣として積まれてる石の大きさが半端じゃない!昔の人は重機に頼らず人力でこんな巨石を運んで上手い具合に積み上げたもんだな……と感心せずにいられない。しかしボォ~ッと見とれていると背後からほぼ無音で自転車が近付いてきて危ない。接触して因縁とか付けられたら嫌だもんなぁ。天守閣めざして歩き続けるが、今度は間近で見る天守閣の大きさとその威容に見蕩れてしまう。大阪城は、やはりそこらの城とは格が違うわな。三代目を称する今の天守閣は厳密には史実のものとは異なる色&容姿だし、そもそも秀吉が築いた大阪城は徳川幕府の手で完全に手直しされその遺構は抹消されたのだが、大阪城といえばやはり徳川の城というより太閤秀吉の城というイメージしか湧いてこない。だから今の鉄筋コンクリート製の模擬復元天守もアリかな~と思う。ただし、エレベーターはちと残念。天守閣に入場しようと券売機の前に並ぶと、欧米人も結構たくさん来ていた。二条城もそうだが大阪城も外国人に人気あるんだな。天守閣の内部は資料館&店舗になっていて、展示品の数々は見学の価値がある。三階四階の展示物は撮影禁止だが…八階の展望台からの眺めも素晴らしい。周囲に張り巡らされた金網は邪魔だが安全上の配慮からやむを得ないものなんだろうな。
2014年03月07日
今週、二条城に行ってきた。徳川の城だけあって思ったより広大で驚いた天守台も高い。あの上にかつて五層の天守がそびえていたんだな。落雷による火災で焼失したのは惜しい。再建は無理か
2014年03月01日
今週、池田城に行ってきた。図書館で借りたお城関連の書籍で初めてその存在を知り興味を持ったので遂に行くことに…事前にネットで場所を確認しておいたので迷わず到着。駅からそんなに離れていない。歩いてすぐ着いた。模擬とはいえ木造の櫓があるのがいい。高欄からの眺めは素晴らしい。花が咲いていたらもっと素敵だったろう。まだこの季節は風が強くて寒い。近くの動物園や秀望台からの眺めも良かった。また来てみたい
2014年02月21日
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