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May 31, 2015
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カテゴリ: 特撮映画

 「ヘビッシュ」ってなんじゃ?
 そうか、蛇と魚(フィッシュ)を合わせて「ヘビッシュ」かぁ。
 このネーミングは、上半身が日本語で下半身が英語である。蛇のビとフィッシュのフィは、語感に近いものがあるから、ヘビッシュときたら意外と落ち着くようでいて、やっぱり違和感がある。
 不協和音が、妙に脳みそにべったりくっついてしまった。
 『アナコンダ(1997)』や『コモド(1999)』よりもそそられるぞ。

 名前から見たとき、このクリーチャーは、蛇と魚の合体だろうと想像するわけだ。
 だったらどんなかっこうしてるんだ?
 蛇なのに、高速で泳ぎ回って襲ってくるのか?
 魚なのに、太長い胴体で獲物に巻き付くのか?

 こうなると。もう完全に敵の奸計にハマっている。
 そこには、期待がある。
 どんな期待か、意外な掘り出し物、という期待だ。
 メジャー映画にはできないマイナーの破壊力だ。
 しかし、こういったタイトル系では、そんな幸運がほぼ100%ないのもわかっている。これまでに何度も同じ失望を経験してきたのだから。
 それなのに、実際に見たときのガッカリ感をついつい忘れて、期待感が上回ってしまうのだから、見ちゃうんだなぁ。
 新作期間がすぎて安くなったら借りよっと、思ってた。

 内容的には、『ピラニア3D(2010)』の類似品と思ったぞ。
 ソフトバージョンの『ピラニア3D』といった感じか。
 ヘビッシュとピラニアとを入れ替えても、まったく問題はないが、ピラニアを出したとしたら、そのまんまだから、ヘビッシュにしたんだろうな、というくらいだ。

 そして、ヘビッシュというわりにはあんまり蛇ではなかった。
 頭部は乱杭歯のすっごい顔していますが、蛇というよりは、魚の頭部が『クリッター(1986)』になっているという感じ。

 それから、『ピラニア3D』では、女性保安官とその息子が中心となってストーリーが展開していったが、こちらは女性公園監視官とその息子が同じような役割をしていた。

 この女性公園監視官には、元夫とよりを戻すか戻さないかという、これまたありがちなサイドストーリーもある。
 『ピラニア3D』の女性保安官の方は、若くはないが美人だった。
 しかし、『ヘビッシュ』の女性公園監視官は、アメリカのオバさんタイプなんだぁ。
 元夫が、復縁したいと熱望するのは、彼なりに彼女に大きな未練を抱えているのだろう。
 それはそれでご自由にしていただきたいところなのだが、映像ストーリーとしては、あんまり感情移入ができないのではないか。他人事の距離感があるぞ。
 この場合は、個人の好みが前面に出るよりも、やはり見ている皆さんが納得できるような設定がよろしいと思う。
 映像ストーリーは虚構の世界なのだから、華があった方がいいよな。

 今思い出した。
 『ピラナコンダ(2012)』ってのもあったな。
 ピラニア+アナコンダか。

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Last updated  May 31, 2015 09:17:22 PM
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