シドニー あれ,これ,ホント~? その2
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また息子の話しになるけど 今日柔道教室に向かう公園の通り道で「ねえ、子供たちが10代になって後半になると反抗期って言う時期が来るんだよ」「これはね、子供から大人になるためのアイデンティティーが目覚めてきて、、、、、、etc」と、反抗期という時期を 優しい優しい日本語で説明してあげたのひどいと家庭内暴力したり 不良の格好をしたり 成年なのにタバコ吸ったり、など例をあげたの これは日本の話だったよ と 前置きは忘れない彼なりに わかったらしく 私たちはいつ反抗期が来ても こういうもんだとかまえる事にしたわ でも、よく考えると ここはオーストラリア人工は日本の20分の一 土地は21倍家も広く ゆったりしている産まれた時から個室を与えられ 子供といえども個人を尊重して育てているの幼稚園の時から 人前で自分の意見を発表する訓練もされ 個性を大切にされて子供は成長しているの幼稚園では 校庭で同じ遊びをしないように ばらばらにさせるのが 先生の役目小学校では 完全に自己の意見を持ち もちろん人の意見も 尊重する先生は常に子供を寛大に褒めて褒めて褒めちぎる教師だろうが生徒だろうが同じ人間として対等に話してゆく人とのコミニュケーションはリスペクト中心なのだと教え込まれてゆく 日本だと小さい頃から母と布団を共にする子供が多く 母から離れたとしても兄弟で共同の部屋が当たり前これでは自立の目覚めが遅くなる幼稚園児に意見があっても「あなたは黙っていなさい!」といつでも親の意見が中心親がいつでも偉いんだ親に口答えをしてはいけないと意識している子供が多い小学校は団体行動で 皆と同じ事をしなくては いじめの対象になる勉強しなさい、塾に行きなさいと押し付ける子供の意見に耳を傾けるのだろうかこれでは 10代になったら爆発するわけだ どうして この国には 暴走族がいないのか青少年の家庭内バイオレンスが日本より少ないのかどうしてショッピングセンターで 10代の高校生が 親と仲良く買い物をしてるか家族で仲良く食事してるのか何でだろうと不思議に思っていたことが子供を育てる環境と 子供への接し方が大変違うのだと10年目住んで違いの大きさに気づいたわ クラスメートのアレックス君(10歳)と 4泊5日のアドベンチャーキャンプに出発 セントラル駅にて このキャンプはシドニー各地区から7歳児から12歳児が参加するアドベンチャーキャンプ親から離れ アレックスと2人で知らない子供たちと参加する 息子の度胸もたいしたものだと思ったけれど それ以前にアレックス君が一人でも参加すると決めていたことが 驚いた 彼は今まで10年間一度も家を離れた事がない(祖母や友人宅のお泊りはあるかどれも1泊)息子の決めた事に親が驚いてこの勇気を大変褒めていたわ
2009年03月28日
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