レイゴマンの変声貧語(BINGO)!!

25 世紀半ば、人類は

亜光速宇宙旅行可能

の文明を 得ていた。

地球の他にも 人類存続繁栄を

目指し、生息可能な惑星移住を 特定。一隻につき千名ほどの 男女が選抜され、 多くの巨大宇宙船が 旅立つことになった。

数万光年から数十万光年先の

いくつもの銀河系を

目指すのだが、

亜光速飛行の船内は

数年から十数年ほどしか

経過しない。

どうやら、

　アインシュタインは

正しかったようである。

とは言え、人工冬眠、

遺伝子操作 など最先端科学

を駆使して、

旅を続けなければならない。

当然ながら、 様々な苦難が彼らを襲う。

隕石、宇宙放射能、宇宙嵐

コンピュータトラブルなどの

故障や事故 、エイリアンらしき

ものからの妨害 攻撃など •••• 。

そして何より厄介なのが

人間関係のもつれ •• だった。

人類の存続と繁栄を 図ったはずが、 数多くの犠牲者を 出すことになる。

心身ともに疲弊しきっては

いたものの、 「艱難辛苦に勝った！」という誇りを

胸に 目指す惑星に到着し、

万感の思いを持って

第一歩を記した！

•••• その時？！

彼らが見たものは？？！

　かつて慣れ親しんだ 地球の風景、街並みだった！

茫然とする中、

1 人の男が近づき、こう言った。

「ようこそおいでくださいました。我々は 26 世紀の人間です。 あなたがたが旅立たれた 30 年 ほど後、人類は超光速技術を手にいれ、一気に宇宙に ひろがりました。 あなたがたを探し続けたのですが、宇宙はあまりにも広く •••• みなさんの到着を待とうと いうことになりました。 今では、地球からこの星までは 数十分で着きます。 一泊旅行にはピッタリの リゾート地です よ！さあ！どうかおくつろぎ ください！

俺たちの旅は何だったのか？ •••••••• あまりのことに 乗組員たちは発狂してしまう。