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関東地方への旅 3日目鬼怒川温泉を出て、男体山に見送られながら一路東京へ最初に靖国神社参拝境内で24歳の海軍大尉の遺書がプリントされたものを見かけました。今まで生きてきた彼の人生に感謝しつつ、国を思い、両親・兄弟を思い、数百人の部下を思い、親に先立つ親不孝を謝し、最後に日本帝国万歳を唱えています。時世の句はたのしみは 彼方の空の紅を ただ一すぢに 思ひ込むとき毎月、ひとつずつ遺書を紹介しているようです。国の誤った政策で、こんなにしっかりとした前途有望な青年たちが、多数命を落としたのかと思うと、やりきれない思いになります。それに引き換え、今の若者は…と、つい思ってしまうのです。昼食は、築地で本場の江戸前寿司みんな、とても楽しみにしていました。ところが、出てきたものは、ネタが新鮮ではなくて、スーパーに売られているようなのが寿司桶に入ったもの。回転ずしの方がまだましだって、そりゃ~もう、ブーイングが凄かった。多分、殆どの人がアンケートで低く採点したと思います。午後は、皇居宮殿参観普通、団体では入れない所へ無理をして入るとかで、皇居のお掃除をボランティアでしている団体として入るのだそうです。で、私たちのお掃除グループ名は「輪秀会」乗っているバスのステッカーも張り替えました。4列に整列し、そのまま進みます。最初、窓明館で10分位ビデオを見た後、ガイドさんの後に付いて見学。↑この赤い天線のルートを歩いて見学↑富士見櫓何処から見ても美しい姿をしているそうです。↑長和殿一般参賀が行われる所このバルコニーで両陛下・皇族方が祝賀をお受けになります。思っていたのより、低い場所にありました。↑伏見櫓冬とは思えないようなポカポカ陽気の中、1時間15分位歩きました。宮内庁の職員だというガイドの人も私たちの正体をご存じでした。お掃除グループとして入るのはタテマエ。将に形式だけのことだったのです。後で知ったのですがこの日の東京の気温は21℃だったとか…-10℃から21℃と、もの凄い気温の変化を味わった事になります。この後、鳩山御殿へ行くのですが長くなるので、そのお話はまた明日に。… つづく …
February 13, 2010
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