rintojinの徒然なるままに

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段ボール箱の本箱



☆コバルト文庫☆

♪吸血鬼はお年ごろ-吸血鬼株式会社-♪
 赤川次郎
 集英社

これは子供の時に従妹が初めて誕生日にプレゼントしてくれた思い出の本だ。この時初めてコバルトシリーズを手にしたのだ。話の内容は人間と吸血鬼のハーフの女の子が大活躍し、あくどい大人や悪者を、ちょっぴり人間離れをした力を使って解決していく痛快ストーリーなのだ。
おいらは赤川さんの本は「三毛猫シリーズ」や「ふたごシリーズ」など他のものよりこの「吸血鬼シリーズ」好みで、最新刊まで全部持っている。

☆お奨め度☆・・・☆☆   おいらは好きだけど、みんなに読んでみーと言った事はないので

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シャーロック・ホームズシリーズ

☆「シャーロック・ホームズの帰還」☆
作者 アーサー・コナン・ドイル
訳  延原 謙

新潮社文庫

これは、ホームズシリーズの短編集で、ホームズが、死んだと思われた、「最後の事件」から復活した「空家の冒険」からの、十一篇が収録されている。

「空家の冒険」・・・ホームズが死んだと思われる事件より四年の月日が流れ、相棒のワトスン博士は、開業医として働きながらも、物足りない生活を送っている。なんと言ってもホームズと共に経験した、あのめくるめく冒険の日々、胸躍る活劇、あっと驚く推理と解決。それらが無いのだ。
 ワトスン博士は彼がいなくなってから、彼の真似をして科学的、論理的に新聞に載った事件を推理してみるが芳しからず。そんな中、かくも驚愕的な事件がおきる。ロナルド・アデヤ卿という青年貴族が自室で殺害されていたのだ。こんな時ホームズがいたら・・・と思う彼は、ある日一人のみすぼらしい老人にぶつかり、老人の本を落としてしまう。どうやらそれは古本で、老人は古本等を収集しているらしい。老人は本を落とされた事に酷く腹を立てて立ち去ってしまう。あきれて家に帰るワトスン。するとその老人が尋ねてくる。そしてそれは・・・


あらすじは全部述べてはつまらないのでここまで。この先を知りたい方は、是非本を読むべし。おいらの感想は「面白かった。」とくに後半で、ワトスン博士と彼が空家で息をひそめてある事を待っている時など、ハラハラドキドキした。

 語り手であるワトスン博士は、おいらたち読者なのだ。彼の体感していることは、同時においらたちも体感しているのだ。おいらはワトスン博士となって、物語の中に入り込み、スリルを味わい事件を解決する事が出来た。読んだあとには「あー面白かった。」そう思える本だと思う。

☆お奨め度☆・・・☆☆☆☆☆

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