今年になって、初投稿でございます。
業界各所から更新の要請が絶えませんので
近況でも書きましょうか。
1月は20日程度まで、欠品していた商品の補充生産等で
割とバタバタしておりました。
販売的には例年並みを確保出来ました。(多少UP)
仲間内では入社以来、最低最悪の実績だったと言う方も。。
例年、1月後半から2月は1年の中でも5月~6月と並んで
荷動きが悪い時期です。
毎年の事なのですが、今年は未曽有の不況と言う合言葉が先行し過ぎて
皆さん、変に神経質になっています。
おまけに、極端な円高基調で輸入水産物が輸入のたびに価格が下がり
高値の在庫を逆ザヤで販売しないといけないと言う悪循環。
高値の在庫を抱えて、「俺、会社クビになるかも。。」と言う方々が多数。
先々週、今年初出張で色々とご挨拶がてらまわってきましたが
いい話はひとつも無かったですね。
カニの方はといいますと
1月はアラスカのタラバの買い付けの時期です。(1年に1回です)
ロシアの活ガニの輸出規制の影響(ほぼ密漁品)、
西カムチャッカ(大型の主力魚場)の禁漁(0ではないですが)
これで秋漁までロシアの良品は期待薄となりましたね。
タラバも15~16年前並みの高値になりました。
弊社、主力のカナダズワイとアラスカズワイですが
今まさにアラスカズワイの漁期です。
今年はドル価で20~30セント(ポンド当り)下げましたが
為替が極端な円高なのでキロ当たり200円強程度の下げになりました。
去年は原料在庫がかなり薄く、アラスカ原料の買い付けも活発でしたが
今年は、カナダ原料を皆さんまだまだ沢山抱えて
安くなったアラスカ原料の買付を回避するところも沢山あるようです。
本命のカナダズワイの漁は4月位からのスタートですが
アラスカズワイのドル価をベースとしての価格交渉となると思います。
その時の為替次第ですが、これから極端な円安は考えにくく
カナダズワイの原料価格の同じ程度の下げが予想され
新物搬入時にはヒネ在庫が。。。 真っ赤か火の車の大赤字
にならないようにお盆までにどのような形で在庫を販売していくか
カニ部長のところみたいな小さな会社は大会社の流れを見ながらの
下げとなりますが、そこまで下げて販売できる体力が皆さんあるんでしょうかね??
4月からの事業計画自体、見直しされることもあるかもしれません。
その辺りは各社の経営判断となりますが
事業者数も15~16年前の数に減れば、いいな~と思ったりしています。
いったいどうなるんでしょうか??( 鉄板副部長 )
軍鶏、めちゃ美味しかったですね。ありがとうございました。
ジョンさん、トムさん、京都めちゃ安なんでまた行きましょう!
次回の出張は4月に九州の予定です。
ホタテ事業部長
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