笑いがつなぐ道の駅
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コロッケ一つから始まる「快輪(かいわ)」とは?
1 3 日、土曜日。新春の活気あふれる「道の駅常総」に、私のコロッケのキッチンカーはありました。年始の慌ただしさの中にも、どこか穏やかな空気が流れる一日。ありがたいことに、朝から多くのお客様との出会いに恵まれました。
会話はさらに弾み、ママさんが愛知県岡崎市のご出身だと判明。
三河弁と茨城弁を自在に操る彼女に対し、
私も名古屋弁と茨城弁で応戦します。
ところが、お互いの方言が混ざり合い、言葉のチューニングが絶妙にズレていく,
もう頭の中が
ぐちゃぐちゃになってしまった。
ついには、お腹を抱えて笑い転げるほどの「大笑い」が巻き起こりました。
「ちょっと!笑わせないで、シワが増えちゃう!」
そんな冗談が飛び交う時間は、
単なる「店主と客」という関係を超え、
同じ時を楽しむ「仲間」のようなひとときでした。
その後も、「あなた芸人なの?」と笑いかけてくれる 80
代の旦那様や、
「おひねり代わりに」とコロッケを買ってくださる粋な方、
そして受験生の孫のためにとメンチカツを手に取るお客様。
コロッケが、単なる食べ物ではなく「応援の気持ち」を運ぶ役割を担った瞬間でした。
この日、私が実感したのは ** 「快輪(かいわ)」 ** という繋がりです。
快輪とは、笑いが巡り、心がほどけ、また会いたくなる関係が自然に回り出すこと。
商品説明よりも、雑談。効率よりも、寄り道。
一見遠回りに見えるその時間の中にこそ、本当の商いがあるのだと教わりました。
商いとは、モノを売ることではなく、「笑い合った記憶」を持ち帰ってもらうこと。
コロッケ一つ。されど、笑顔は何倍にも膨らむ。
「またここで、あの笑顔に会いたい」。そう思える幸せな一日でした。
いかがでしょうか?
参考になれば幸いです。