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2010年02月25日

今朝の日本経済新聞１面に、
「電子版　来月23日創刊」という見出しが躍っていました。

従来の無料配信される「NIKKEI NET」を発展させ、
無料と有料のコースがチョイスできる
新たなWebメディアとしてリリースするそうです。

産経新聞が既にiPod TouchやiPhoneで読める
Web版を廉価で提供していますが、
あれは印刷物イメージをそのまま電子化したものに対し、
日経のそれは単純な印刷物の電子化ではなく、
Web版は専門部署でコンテンツを再整理・再レイアウトするんだそうです。

既に印刷の新聞を定期購読をしている読者は
月額で追加1,000円投資で、
・朝・夕刊の電子版
・会員限定記事の配信
・編成局オススメ記事の配信
・投資情報の配信と分析ツールの利用
・世界市況のリアルタイム配信
等のプラス情報がもたらされるとのこと。

ネットの世界では、もはや新聞メディアの情報は
閲覧者にとってはタダですよね。
それを月に1,000円徴収するビジネスが成功するかどうか。
そして果たして投資に見合うコンテンツなのかどうか。

自分としては一度契約しても良いかな、と思っています。

ネットでは溢れんばかりの情報が
無料でどんどんと流れてきています。
新聞メディアにとっては由々しき自体ですね。
ネットを無視するわけにもいかないし、
さりとてネットに迎合すると、
そもそも商売が成り立たない可能性がある。
今回の日経の取り組みが、
今後の新聞の行方を占う試金石になるかもしれません。

暴走するネット社会

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最終更新日 2010年02月25日 17時36分54秒
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■コメント

Re:日経電子版、興味ありますか？(02/25)

アンビンバンコさん

産経新聞、ipodで読んでいます。
何が良いってあの情報が無料でズームできるので老眼に優しいこと。
iPadだとさらに大画面だから良さそうですね。
メディア業界、リストラの境地に来ている感じがします。 (2010年02月25日 21時51分59秒)

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Re:日経電子版、興味ありますか？(02/25)

ヒロくん2010 さん

ネットでの情報は無料のもので充分じゃないかと思います。有料にするにはそれなりのコンテンツが必要ですが「ニュース」というカテゴリの中では難しいと思います。

ちなみにこの「電子版」の広告サイトを見てみましたが、四六時中ＰＣやら携帯やらで、ニュースをチェックしているビジネスマンを想定しているようです。情報を取ることが仕事の人はこれで良いのかも知れませんが、一般的には難しいかなぁ・・ (2010年02月26日 08時38分40秒)

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アンビンバンコさんへ

まさやん0386 さん

＞産経新聞、ipodで読んでいます。
＞何が良いってあの情報が無料でズームできるので老眼に優しいこと。

なるほど。画面が小さいので一覧性にはチト欠けると思ってましたが、
それを補完する以上の利便性が体感できるんですね。

＞iPadだとさらに大画面だから良さそうですね。

そうですよねぇ。
僕の場合は電子書籍を頭に入れているので、リリースが待ち遠しいです。

＞メディア業界、リストラの境地に来ている感じがします。

そうだと思います。
その昔、
「テレビが台頭したときに、新聞もラジオもなくなると言われたけど、結局なくなってないじゃないか」
と誰かが言ってたのを思い出します。
だからネットの普及も、各メディアの斜陽には成り得ない、という理屈があります。

でも僕は、そうは思いませんね。
ネットのフラッシュニュース的な情報で十分という人が少なからずいて、その人たちは新聞も読まなければテレビ・ラジオも視聴しない。
つまりそれらのメディアに見向く人が少なく成りこそすれ多くはならないのです。
となると、ビジネスとして成立しない。

中には生き残るところもあるでしょうけど、
コンテンツ作成にかかる費用を抑えますから、
結局、欲しい情報が得られない、三流メディアになる可能性が高いと思いますね。
(2010年02月26日 09時14分15秒)

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ヒロくん2010さんへ

まさやん0386 さん

＞ネットでの情報は無料のもので充分じゃないかと思います。有料にするにはそれなりのコンテンツが必要ですが「ニュース」というカテゴリの中では難しいと思います。

そうですよね。旬のニュースは「無料」だと世間から思われている。
だから日経はじめ新聞メディアはメチャクチャ焦っているんだと思います。
このまま行くと、購読者数の減少は加速度がつきかねません。
そうなると新聞社存亡の危機に陥りますから、何とか
Webの世界で橋頭堡を築き、延命を図るということなのでしょう。

＞ちなみにこの「電子版」の広告サイトを見てみましたが、四六時中ＰＣやら携帯やらで、ニュースをチェックしているビジネスマンを想定しているようです。情報を取ることが仕事の人はこれで良いのかも知れませんが、一般的には難しいかなぁ・・

Web事業では採算とるのは難しいってことでしょうかね。
となると、「印刷」業界のシンボリックな存在である新聞社は、今後生き残れなくなりますねぇ(^_^;)
(2010年02月26日 09時19分01秒)

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