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Ryu-chan6708

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2010.02.19
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サムライと英語

明石 氏は、敗戦後、自分がどのように英語に接したか、この本ではあまり詳しく述べていない。
オランダ語出身 福沢諭吉 が、英語を学ぶときに 共に英語を学ぶ友人 を作ったことが効果的だということに触れて、 明石氏も、同じ体験 をしたと述べているね。

A氏 明石 氏は 旧制中学 で敗戦を迎えたろうから、英語の授業はあったのではと思うね。

:この本では、その辺のところは、1頁くらいしか書いてないね。
明石 氏は 旧制の秋田中学 で、英語を学んでいるが、 英語はあまり好きでなかった という。
  「 カムカムイングリッシュ 」などは 占領軍に迎合 しているようで、反発すら感じたという。

A氏 NHK の「 カムカムイングリッシュ 」は当時 人気番組 だったね。

:俺は、反発をまったく感じなかったね。
  むしろ、「This is a pen」式の 学校英語 より、 庶民的、現実的な「カムカムイングリッシュ」の熱心なファン だったね。
テキストを片手に、ラジオに聞き入っていたね。
 英語もしゃれていた。
  「 クリスマスはもうすぐだ 」というのを英語で Christmas is just around the corner と言っていたね。
  かっこいいね。
  俺にとっては、 英語は、幕末のサムライみたいにハングリー だったね。
  ただ、国家的な危機感でなく、 新しい言語やアメリカ文化への好奇心 からだね。
  最後の 旧制中学生 なのに、 英字新聞をとって毎日辞書と格闘 して読んだ。

  俺のところは 地方都市 だが、 アメリカの占領政策 で、 立派な英語の図書館 ができたね。
  どこから来たのか 英語の本が山のようにあった。
アメリカの占領政策の強い意志
を感じたね。
  講和条約後はなくなったと思うがね。

A氏 明石 氏は年齢からすると、 高校は新制でなく旧制高校 だね。
旧制山形高校から東大 に行く。

東大の2年生の授業 アメリカ人が教壇 に立つんだが、最初は、全く言っていることがわからなかったという。
  しかし、英語の文章は読む力があったので、 福沢諭吉 のように 友人と英語のディスカッション をするうちに、1年後にはアメリカ人講師の英語がほとんどわかるようになったという。

 明日は、 グローバル化時代の英語 を考えてみよう。






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Last updated  2010.02.19 08:25:52
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