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【送料無料】電子書籍の時代は本当に来るのか
私
:この本は 図書館
から1ヶ月ほどの「 待ち
」で借りた。
今年は iPad
で、「 電子書籍時代
」が身近になったね。
本が電子化
して読めるのは技術的に問題なくなってきたようだね。
A氏 :「 電子書籍時代 」というのは具体的にどういう イメージ だね?
私
:要するに 紙の本
の代わりに iPad
のような 端末機器
で本を読むということだろうね。
かさばらないし、家に本を積んでおく必要もない。
書店
に行かなくても、 ネットでダウンロード
すればよい。
A氏 :君のような 図書館族 にとっては「 貸し出し待ち 」がないとうことかね。
私
:この本ではすでに始まっている アマゾン
、 アップル
、 グーグル
などのアメリカの例を始め、 日本でのいろいろなパターン
の 電子書籍
の試みを多面的に報じているね。
しかし、著者は、本当に「 電子書籍時代
」が来るかというと、そう簡単ではないと 懐疑的
だね。
A氏 :何が主な障害になるのかね。
私
:一言で言えば、主に カネの問題
だろうね。
インターネット
や ウエッブ
が生まれたのは「 情報の共有化
」が出発点
だから、どうしても情報はグーグルのような 無料でオープンに情報を共有化するという発想
が強いね。
A氏
: YouTube
への 尖閣諸島での衝突映像ビデオの流失
もそうだね。
今、問題になっている ウィキリークス
もそれだね。
私
:しかし、 本
は 著作権
や 印税
、 出版社や書店の収入
などが複雑にからむ。
この 既得権
みたいのがあるね。
無料というわけにいかないね。
電子書籍を新刊より安くしても、 紙の本
のほうが売れなくなる。
価格設定が難しいね。
A氏
: 公立図書館
で 電子図書の新刊を購入
すれば、利用者の「 待ち
」がなくなるので、新刊が売れないね。
図書館
の貸し出しに 課金
があり得るかもしれない。
あるいは、 閲覧数の限定
とか、 ダウンロード有効期間の設定
とかね。
要するに、これにも カネ
がからむね。
私 :単に従 来の本の電子化 でなく、本とあまり競合しない「 電子新書 」みたいなものが主流になるのかもしれないという考えもある。
しかし、いずれにせよ、 著者
、出版社、 電子書籍を作る業者
、 小売の書店
、 図書館
は、いろいろなインパクトを今後受けることになるだろうね。
それがどうからんでいくか、 戦国時代
だね。
今後を注意して見守りたいね。
持っていた本を売り払い、図書館族になった俺は当分、端末は買うことはないだろうがね。