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【送料無料】がん再発を防ぐ「完全食」
私
:昨年12月のブログ「 ガンを防ぐ
」でこの本との出会いを書いたね。
ようやく、年明けに 図書館
から借りることができた。
1年以上前に出ている本
なので、古いかね。
A氏 :しかし、 昨日の文藝春秋の立花隆氏の談話 に、 がん治療に効果的 だというこの「 完全食 」の話が出てこなかったのは博学の 立花 氏らしくないね。
私
:このブログ「 ガンを防ぐ
」でとりあげた 美容家
の メイ牛山
氏の夫の例があるね。
夫が 余命3ヶ月の膵臓ガン
だったのを メイ牛山
氏は 食事療法
で治したというのが、 1976、7年頃
の話だね。
もう、その頃から、 食事療法による末期ガン治療の事実
は出ていたのだね。
実は、同じ頃、 1977年
に、 フォード大統領
のとき、 アメリカ
で「 マクガバン・レポート
」が発表されている。
この レポート
で マクガバン
氏は、「 ガンや心臓病など、さまざまな慢性病は、肉食中心の誤った食生活を原因とした『食原病』であり薬では治らない
」と断言しているという。
そして、 1980年
にこれを受けて「 ヘルシーピープル運動
」が始まったという。
ところで「 マクガバン・レポート
」では、 理想
としているのは「 元禄時代以前の日本の食事
」だという。
これは、 元禄時代
に コメの精米技術
が進み、 日本人は 白米
を食べるようになった
からと考えられるという。
白米
は栄養上、よくないからね。
A氏
:アメリカは日本以上に日本を研究しているね。
ところで、アメリカ人は 禁煙運動
のように、いったん方針が決まると、国全体がその方向に動くという強みがあるね。
私
: 1990年
には アメリカ国立ガン研究所
を中心に「 食品によるガン予防
」を目指した「 デザイナー・フーズ計画
」が始まる。
この プロジェクト
では 野菜や果物、香辛料などが有望なガン予防食品
とみなされているという。
1981年
には、イギリスの ドール博士
が「 アメリカ人のガンの原因の35%は食事、30%は喫煙にある
」という データ
を発表しているという。
A氏 :これらの食事の効果はあったのかね。
私
:アメリカは、 1992年
を境に、それまで増加していた ガン死亡率が減少に転じて下降
している。
イギリス、フランスなども減少傾向
だね。
先進国では 日本だけ、一方的に上昇
しているね。
著者は、原因はいろいろあるが、 一番大きな違いは「ガンに関する栄養教育・食事指導」の遅れ
だという。
著者は、 アメリカでも外科医としての経験
があるが、 アメリカ医療は患者中心の哲学
があるが、 日本側は治療する側の論理
で医療が行われているという根本的な違いがあるという。
ところで、著者がガンと食事の関係について興味をもちはじめたのは、15年ほど前だというから、 1995年 代だね。
A氏 : メイ牛山氏の話 から20年立っているね。
私
:著者は 1995年頃
、現代医学ではとうてい治療が望めないと思われるガン患者が 自宅に帰った後
、ガンが小さくなったり、消えてしまったりしたケースを 3例
知ったという。
これをきっかけに ガンの食事療法の研究
に入ることになり、「 済陽式食事療法
」が確立されてきたという。
これが 食事の8原則
で次のような原則だね。
1.塩分制限・限りなく無塩に
2・動物タンパク質と脂肪の制限
3・大量の野菜と果物の摂取
4・玄米や胚芽米、豆・イモ類を積極的にとる
5・乳酸菌と海藻、キノコ
6・ハチミツとレモン、ビール酵母
7・食用油はオリーブオイルやゴマ油を利用して
8・飲み水は自然水に
このような食事をとることをガン患者に徹底的に指導するというものだね。
A氏 :35年ほど前の メイ牛山氏の方法 と似ているね。
私 :明日はその効果実績と「抗ガン剤」との関係にについてふれよう。