知的漫遊紀行

知的漫遊紀行

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Ryu-chan6708

Ryu-chan6708

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Freepage List

2011.03.18
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


浪費するアメリカ人-なぜ要らないものまで欲しがるか

:この本は「 ダウンシフターズ 」との関連で図書館から借りた。
ダウンシフター という言葉は、この本からのものだという。
  この原書が刊行されたのは、 1998年 で、 アメリカ は好景気で、 異常な消費社会 になっていた。

A氏 リーマンショック でその 浪費が壊滅 するまで、後、10年だったね。

:当時は、 典型的な中流階級から上流階級の世帯 モノに溢れていた
  ガレージは 車2台用 だが、モノが溢れ、 3台用のガレージが必要 になってきた。
 追加の1台分は粗大ゴミ用だ
見て→欲しくなり→カネを借りて→買う 、という サイクル だね。

   この本を参考にして 異常な浪費活から脱却した人 は、リーマンショックによる被害は少なかったのではないかね。

  著者は、 浪費主義から抜け出すための 9原則 をあげている。

1.欲望をコントロールする
2.新しい消費のシンボルを作り出す---高級品をカッコ悪いものにする。
  3.自分自身をコントロールする---競争消費に対する自発的な抵抗
  4.共同利用を学ぶ---借り手になったり貸し手になったりする

5.商業システムを解剖する---賢い消費者になる
 6.「買い物療法」を避ける---消費は中毒である
7.祝い事を脱商業化する
8.時間を作る---働きすぎと浪費の悪循環になっていないか
9.政府介入で消費の歪みを調整する

  9番目は、 贅沢品には高い税 をかけるなどして、消費の歪みを調整するということだね。

A氏 :しかし、著者の考えに反して、 当時のアメリカ人の多くは浪費をリーマンショックまで続けた
  おかげで 中国は儲け 日本もなんとか輸出依存で景気を維持 したね。

:そして、ドカンと リーマンショック が来て、日本人は別に浪費をしたわけでないのに、一番、 手痛いショック を受け、 トヨタもついに赤字 となるね。
 日本はアメリカの浪費を支えていたのだから、 その崩壊による連鎖反応 を起こしたね。

  今、アメリカ景気は多少、もどっているようだが、 高い失業率 貯蓄の増加 など、 消費パターン は変わったのかね。
  この本の著者の新しい著書を期待したいね。

  ところで、今、俺たちは、「 計画停電 」で不便な生活をしているね。
ダウンシフター 的になったね。
  しかし、 ガソリンや食料品の買いだめは、一種の浪費時代の名残の浪費パニック だね。
オイルショック のときの、 トイレレットペイパー騒動 の再来だね。

  こないだ、 ヨガの若い女性インストラクター が、買いだめは好ましくないと言って、トイレットペーパーが足りなかったら、 インド人みたいに水をかければよい 、と言っていたよ。スマイル






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.03.18 20:39:32
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: