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私 ;今度の 米国大統領選 では、このブログの 「鉛汚染と大統領選 環境政策、党派の違い鮮明」 、 「米大統領選の争点 気候問題、なぜ無視するのか」 の「 クルーグマン・コラム@NYタイムズ 」で述べているように、 クルーグマン 氏は、 徹底的な反トランプ、親クリントンだった が 、選挙結果は期待に反したものになった 。
A 氏 :当然、 11月11日付の「「クルーグマン・コラム」ではトランプ攻撃は続いている ね。
私 : クルーグマン 氏は、 トランプ氏の選挙運動は、かつてないほど「ウソ」に満ちて いて、 この「ウソ」は政治的な代償を払うことなく 、 確かに多数の有権者の共感 をも呼んだが、 だからと言って、「ウソ」が真実に変わることはない という。
例えば、 大都市のスラム街は記録的な犯罪が起きている戦闘地域ではない し、 米国は世界一税金が高い国ではない し、さらには、 気候変動は中国人が言い立てているデマではない という。
しかし、 気候変動 については クルーグマン氏の反論は正確でない ね。
それは、トランプ氏の後ろには地球温暖化に否定的なシンクタンクがあり 、 その代表が、トランプ政権の環境保護局長官に抜擢される案があるとマスコミが報じている というからだ。
A 氏 : トランプ 氏が、 どれだけ大きな権力の後ろ盾を得たとしても、「ウソ」は「ウソ」だ と クルーグマン氏は 厳しい ね。
私 ;さらに、 クルーグマン 氏は言う。
トランプ政権 は 米国と世界に多大な損害を与えることになるという。
残念 ながら、 最悪の4年間にとどまる話 ではなく、 今回の大統領選の結果がもたらす悪影響は、今後何十年、ことによると何世代も続く だろう。
とりわけ、気候変動の行方が懸念される と クルーグマン 氏は言う。
A 氏 : 温室効果ガス の排出量に関する重大な世界的合意に達したばかり か、 米国は再生可能エネルギーへの依存を大幅に高めるよう明確な政策方針を採った が、 それが、おそらく白紙に戻され、その損害は計り知れない という。
私 : 政治的 には、 とんでもない人たちが連邦最高裁判事になると見込まれ 、 各州政府は有権者をもっと抑圧できるような権力を持ち 、 最悪の場合、陰湿な人種差別が米国全土で標準となる可能性があり 、 市民の自由も心配しなければならず 、 ホワイトハウス はまもなく、 明らかに権威主義的な衝動を持つ男に占有される という。
A 氏 : トランプ氏の政策 は、 彼に投票した人々を救済することにはならないだろう し、それどころか、 支持者たちの暮らしは、かなり悪化すると思われる が、 このことは徐々に時間をかけて明らかになる から、 新政権の政敵は、自分たちの正当性が近いうちに明白になるなどと期待しないほうがいい と クルーグマン 氏はいう。
私 :さらに、 クルーグマン 氏は言う。
では、私たち米国民はどうしたらいいのか? 心配し、恐怖におののく市民
として、何をすべきなのか?
一つの素直な対応は、沈黙すること
、 政治に背を向けること
で、 世界は地獄へ向かっているが自分にできることは何一つない
、ならば自分の庭の手入れだけしていればいい、と。
A 氏 :おそらく、 米国は特別な国ではなく、一時代は築いたものの、いまや強権者に支配される堕落した国へと転がり落ちている途上にあるのかもしれない と厳しい。
私 : 米国のあるべき姿へと戻る のは、 だれもが予想するより長く険しい道のり だろうし、うまくいかないかもしれない。でも、やってみるよりほかに、ないという。
クルーグマン 氏は トランプ政権に対しては、かなり悲観的な予測 をしているね。
さて、 柔軟性もあるというトランプ政権の行方 、すなわち、 米国の行方 はどうなるか。
クルーグマン氏の予測通りになるのか 。