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私 :長 崎県の端島(通称・軍艦島) を舞台に 日本統治下の過酷な労務動員を題材にした韓国映画「軍艦島(グナムド)」が韓国で今夏、上映 され、最大の話題作となり、 観客動員数は2週間ほどで600万人超だという。
A 氏 :また、 日韓関係の悪化の火種 につながるのかね。
しかも、 北朝鮮との緊張状態の中 でね。
私 : 映画 では 終戦直前、朝鮮半島から徴用されて島で働かされた朝鮮人約400人 が、 強制労働の証拠隠滅のために労働者を抹殺する日本側の企てを察知し、脱走を試みる。
朝鮮人が米軍のスパイと疑われて無差別に殺害 され、 日本人と朝鮮人が銃撃戦をするなど、現実とは想像しにくい話も出てくる という。
韓国人の柳昇完(ユスンワン)監督 が「 歴史的事実を基盤にした創作 」と語るように、 史実を忠実に再現したわけではない が、 エンドロール では、 2015年に軍艦島が世界遺産登録された際、戦時中の過酷な労務動員を含む歴史を知らせるとしたユネスコの勧告について、日本政府は履行していないと言及 。
観客には事実と虚構の境界がわかりにくい という。
A 氏 : 記者は2年前 、 終戦間際に島で働いた金炯碩(キムヒョンソク)さんにインタビューした が、 映画と異なり、終戦後は会社が用意した船で朝鮮半島に送られた。
金さん は「 自分たちより悲惨な境遇におかれていた 」と 中国人捕虜 のことも語ったが、 映画に中国人捕虜は登場しない という。
私 : 映画公開初日 、 菅官房長官は記者会見 で映画について問われ、「 徴用工問題は、日韓請求権協定により解決済みの問題だ」と発言 。
日本政府が徴用工の賠償問題に火がつくことを警戒する一方 、 韓国政府は「創作」の側面を強調する日本側の反応が徴用工の歴史の否定につながることを懸念 する。
A 氏 :しかし、 この映画 については、 韓国内でも論争があり、韓国の観客は目が肥えていて、映画をそのまま事実と受け取るほど単純ではない という。
私 : 「強制徴用を単に背景扱いした」「ファンタジーに近い」「朝鮮人同士が争う場面が多く、歴史を歪曲している」 などの批判があるという。
映画「軍艦島」 をめぐっては 韓国でも批判が相次ぎ、柳監督は釈明に追われている 。
主要紙「朝鮮日報」 が 徴用工問題の専門家にインタビュー し、 映画のどこが事実でどこが虚構かという記事を載せる など 、韓国内でも論争を呼んでいる という。
今頃 になって、 戦中 を突っつき、 世代が変わっている日本人 に 悪感情を想起させる映画 をまた、 70年もたって「ウソ」を交えてわざわざ、何故作る んだろうね。
その動機を問いたい
ね。