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Ryu-chan6708

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2018.04.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類

防衛庁統合幕僚監部 に勤務する30代の男性3佐 16日夜 東京・永田町の参院議員会館前をジョギングしていて民進党の小西洋之参院議員と遭遇

小西氏だと確認したうえで、3佐は自衛隊と名乗り、「お前は国民の敵だ」などとののしってきた という。

A氏 :まさに 「日報」問題に次いで「シビリアンコントロール・文民統制」が試された事態となった ね。

さらに、問題だった のは、 3佐の暴言が明らかになった17日 小野寺防衛相が報道陣に「若い隊員なので様々な思いもある」と3佐を擁護したともとれる発言 をし、 野党側が反発。

それで 反省 したのか、 小野寺防衛相 は、 19日の参院外交防衛委員会 では、 「自衛官にも憲法で保障された内心の自由は認められるが、今回のような不適切な発言は決して認められない」と強調 し、 「不適切な発言をした者を擁護するつもりはない。厳正に対処する」と釈明。

:どうも 「日報」問題 のときから、 小野寺防衛相 「シビリアンコントロール・文民統制」の考えは甘い ね。

自衛隊のイラク派遣の「日報」がやっと見つかった のを 「シビリアンコントロール・文民統制」がされていないのではないか 野党に追及 されたら「 提出するように強く要請したら、出てきたから『シビリアンコントロール・文民統制』されている 」という 答弁 だった。

強く言われて提出する ということは、 強く言われないと放置して平気という「コントロール・文民統制」されていない状態 なのが 小野寺防衛相は理解していない らしい。

「日報」問題で小野寺防衛相の「シビリアンコントロール・文民統制」の考えの甘さが、今回の 統幕3佐の問題にも出ている ね。

小野寺氏は「自衛官にも憲法で保障された内心の自由は認められる」と言っているが、これも問題だね

このブログの 「自衛隊のこれから」元防衛大学校長・五百旗頭真氏 で、 五百旗頭氏は、 槇智雄・初代防衛大校長の「服従の誇り」という言葉 引用 している。


 槇智雄・初代校長は、防大生
に示し、 外からの強制ではなく、自ら進んで民主政府に従う、それは誇りに足ることだ と、 「シビリアンコントロール・文民統制」の「内面化」 説いていた という。

自衛隊員の内心 は「 憲法で保障された内心の自由は認められる 」ですまない。


 「自ら進んで民主政府に従う、それは誇りに足ることだ
と、 『シビリアンコントロール・ 文民統制 の『内面化』が求められる」のだ。

A氏:自衛隊員は「憲法で保障された内心の自由は認められる」だからといって、内心はクーデターを起こすことを考える自由はない のだね。

 これを 槇智雄・初代校長は「シビリアンコントロール・文民統制」の「内面化」と言っているわけだ。

 自衛官トップの河野克俊統合幕僚長 19日 会見で「(3佐の言動は)非常に不適切。いかなる理由があろうと国会議員にあのような暴言を吐くことは許されない」 と述べた。

防衛省 は、 3佐の言動が自衛隊員の品位の保持や政治的行為の制限などを定めた自衛隊法に違反する疑いがあるとみて、懲戒処分を検討 している。

 しかし、その前に、 自衛隊はこの3佐にどのような「シビリアンコントロール・文民統制」の「内面化」教育をしてきたのか明らかにすべきだね。

:「 自衛隊法」 は自 衛隊員に対し、58条で「品位を保つ義務」を課し、61条で選挙権の行使を除く政治的行為を制限 している。


 同法施行令は、特定の政党を支持・反対する目的で職権を使うことなどを禁じ、憲法15条が定める「全体の奉仕者」である公務員としての規定だが、これを厳格に適用することで、文民統制を具現化
してきた。

今回、暴言を発した3佐の階級は、戦前の軍組織に当てはめれば将校の少佐 にあたり、 その立場で国民の代表である国会議員に公然と敵意を示した として 、希望の党の玉木雄一郎代表は「1938年に帝国議会で陸軍中佐が議員に『黙れ』と一喝した事件を思い出す」 と話す。

32年には青年将校が「国民の敵」と書いた紙をまいて当時の犬養毅首相を暗殺した5・15事件も起きた。

「80年たって非常に嫌な雰囲気が漂ってきた。実力組織の統制に大変危機を感じる」 希望の党の玉木雄一郎代表 は話す。

同志社大の武蔵勝宏教授(立法学) 「今回は野党の政治家に対する威嚇だったが、そうした憤りが転じ、首相に向かうことがないとも限らない」と懸念。

ジャーナリストの布施祐仁 氏は 「自分の立場を自衛官と明かして国会議員に『敵』と言うのは、『文民統制』なんか受けないと宣言しているに等しい」と指摘 し、「 今回の行動に何らかの土壌があるなら、非常に危ない。災害派遣で国民に信頼されてきたのに、不安を抱かれるのは自衛隊にとってもプラスにならない。しっかり原因究明すべきだ」 という。

A 氏: 「日報」問題でも 底辺にその「自ら進んで民主政府に従う、それは誇りに足る」という意識が欠如 しているね。

:今回の行動に 何らかの土壌 があるなら、非常に危ない。

災害派遣で国民に信頼されてきたのに 不安を抱かれるのは自衛隊になっては、プラスにならない から 「シビリアンコントロール・文民統制」の「内面化」教育の原点にもどり、しっかり実態究明すべき
だね。

「内面化」の理解不足 小野寺防衛相にそれができるだろうか。






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Last updated  2018.04.20 16:51:06
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