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私 : 世界有数の規模の「北京国際モーターショー」 が 25日 、 中国・北京 で始まり、 中国政府が2019年に始める新たな環境規制に対応 すべく、 日系メーカーは次々電と気自動車 (EV)などを発表 し、 世界最大の市場を巡るエコカー 競争は激しさを増しそう。
一方、 中国政府が国家を挙げて電気自動車(EV)やその関連産業を育てよう としているなか、 地方ではその先を見越して、水素燃料電池車(FCV)の普及に向けた態勢づくりが着々と進んでいる。
A 氏 : FCVが本格的に普及すれば、EVで後れを取る日本勢も活躍するチャンスが増えそうだ。
FCVは、水素と酸素を化学反応させてつくった電気で走り、大気汚染物質を排出しないため、究極のエコカー と呼ばれる。
「水素エネルギー」の応用に一日の長がある日本。
また、 2014年にトヨタは世界で初めてFCVを発売。
トヨタ は 江蘇省常熟市に「水素ステーション」を設置 し、 17年10月からFCV「MRAI (ミライ)」2台による3年間の実証実験を始めた。
中尾清哉常務役員 は 25日 、 記者団に「商用車 への適応がきわめて重要と考えている」 と語り、 中国の地方政府が進めるFCVの運行への関与もありうるとの見方 を示した。
私 : 中国政府はEVとともにFCVも推進する姿勢を打ち出してきた が、 具体的な計画は南海区など地方政府が主体になって定めてきた。
しかし、 国レベルで普及計画立案も動き出した。
きっかけは17年秋の中国共産党 大会 で、 ここで習近平総書記(国家主席)が環境に優しく、低炭素型、循環型の経済発展を通じた「美しい中国の建設」を提起 したことだ。
2月には、エネルギー関連の国有企業など17団体 が 「中国水素エネルギー・燃料電池産業イノベーション戦略連盟」を設立。
中国中央テレビ によると 万鋼・科学技術相(当時) は 連盟の成立式典 で、 「『水素エネルギー』の生産、貯蔵、運輸と『水素ステーション』のネットワークを建設する計画を立てなければならない」 と強調し、 国レベルで具体策に取り組む方針 を明らかにした。
A 氏 : 4月19日 、 上海市であった「上海国際技術輸出入 交易会」 で、 習氏の側近の一人で上海市トップの李強書記 が、 「水素エネルギー」の普及に力を入れる横浜市の展示 を訪れ、 斎藤信明・上海市事務所長 に 「上海に先進的技術を紹介することを歓迎する」 と呼びかけた。
李 氏は、「 水素ステーション」を出展した「水素エネルギー」の応用に一日の長がある日本の計量機メーカー・タツノ(東京)の商談まで視察 した。
私 : EVの次はFCV か。
それにしても 大国となった中国の国家エネルギー はすごいね。