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私 : NYタイムズは徹底したトランプ批判 だね。
乳製品への7関税 を低くするよう求める米国 を、 カナダのトルドー首相が控えめに押し返す と、 トランプ氏のチームは、背中から刺すような「裏切り行為」であり「地獄での特別な場所」がふさわしいとトルドー氏を非難 。
これに対して、 フリードマン 氏は、9・11 米同時多発テロで攻撃されたのはカナダではなく米国なのに、カナダは何千人もの男女をアフガニスタンに送り 、米国の都市を攻撃した国際テロ組織アルカイダを、 米国が壊滅させるのを助けてくれ、そして158人のカナダ人 が、その活動で命を失ったと指摘 。
フリードマン 氏は、これらは、 トランプ氏がいかに前任者たちと異なる視点で世界を見ているかを示していて、全ては取引であり、あなたは私のために何をしてくれたのか、ということ。
米国は国際秩序と人権を支持する最後のとりでであるとした概念は終わった と、 フリードマン 氏はいう。
A 氏 :もしも 朝鮮半島で戦争が起こる可能性が下がって非核化につなげることができるのならば 、 トランプ氏が北朝鮮 の独裁者である金正恩委員長と親しくなることを支持できる とフ リードマン 氏はいう。
しかし、 トランプ氏が恐ろしいのは、彼が我々の民主的な同盟国よりも独裁者を好んでいるように見えること で、 トランプ氏は北朝鮮の独裁者 について、 「彼が話す時、国民は直立して聞く。米国民も同じようにしてほしい」 と記者団に述べた。
トランプ氏は後にこの発言は冗談だ と言ったが、 悲しいかな、その冗談はトランプ氏のこれまでの言動と完全に一致 していて、 トランプ氏は強大な権力を持った指導者を好み、彼らがトランプ氏をあがめる限り、彼らが自国民をどう扱おうが気にしていない 。
私 : こうしたやり方は、独裁者たちにとっては、自国の 革命家 やテロリストのみならず、穏健な反対派をも圧殺することにトランプ氏が許可証を与えた ようなものだと、 フリードマン 氏はいう。
まず、 エジプト では、 2018年5月上旬以降、エジプト 警察はシーシ大統領を批判する者を何人も逮捕している という。
エルドアン大統領の支配下のトルコでも状況は同じ。
ジャーナリスト保護委員会 は 昨年12月 、 「2年連続で、全世界で収監されているジャーナリストの半数以上が、トルコ、中国、エジプト に集中している。トランプ氏の国家主義 的なレトリック、イスラム過激派 への強迫観念、批判するメディアを『偽ニュース 』と呼ぶことへの執着は、こうした指導者たちがジャーナリストを収監しようとして告訴や告発をするための枠組みの強化に役立っている」 という報告をした。
サウジアラビアのムハンマド皇太子 は、 汚職容疑のビジネスリーダーや17人の女性の運転活動家を専横的で不透明な手法で逮捕・尋問したことは、恐怖を呼び起こすことに役立っている。
米国の同盟国フィリピンでは、上院議員で人権委員長も務めたレイラ・デ・リマ氏が、17年2月に収監 され、 リマ氏は過去3年で7千人以上が死亡した麻薬戦争を進めるドゥテルテ大統領を批判しており、でっち上げの麻薬疑惑で現在も獄中にいる。
A 氏 : かつての米国ならば、外国の指導者たちに「米国はこんなことを許してくれない」と言わせていただろうが、もう違う 。
トルコやサウジアラビアには、それらを耳打ちする大使ですらトランプ氏は配置していない。
ニューヨーク大のマイケル・ポズナー 氏は 「我々には強力な制度があり、民主主義を維持するだけの十分な人手があるが、エジプトやトルコ、フィリピンは脆弱な国である」 という。
また、 ポズナー 氏は 「彼らは文字通り、異を唱える人に罪を着せていて、市民らは、我々がそれを許容していると思うだろう。もしそれがまかり通るなら、この世界は我々全員にとって危険なものになる」 という。
私 :しかし、 習主席の独裁国家中国 、 インド も 「インドの教科書、消された偉人 モディ政権、強まる排外意識」 のブログ でとりあげたように ヒンズー教の独裁国家 、 プーチンのロシア など、 何か世界の国々は独裁色を強めている ようだね。
国連人権理事会から米国が離脱 するなど、まさに、 この世界は我々全員にとって危険なものになりそうだ ね。