りゅうちゃんミストラル

りゅうちゃんミストラル

2008.01.14
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カテゴリ: 社会問題
13日(日)にテレビ朝日「素敵な宇宙船地球号」を観た。
フードバンクを特集していた。

目

例えばコンビニでは毎日多くのゴミが出る。
弁当やサンドイッチ、おにぎりなどだ。
こうした食料はゴミになる。
賞味期限や消費期限を守るのは小売業として当たり前。
しかし、コンビニではその前に販売期限を設けている。
この期限を過ぎればまだ食べられるものでも廃棄処分の対象となる。
あるコンビニ1店舗では1日のゴミが18キロにもなるという。

冷凍食品を扱う会社でも、多くのゴミが出る。
ダンボールに少しでも傷がつけばその箱は商品とはならない。
中身はまったく問題なく食べられるのに。
缶詰も少し凹めば商品にはならない。
賞味期限の印字がかすれてしまっただけで店頭には並ばなくなる。
こうした構造は食料が無駄になるだけではない。
ゴミが増えることで環境にも影響する。
企業も支出が増す。
食料を廃棄物として処理するからだ。
その価格、1キロで70円ほどだという。

そうした「まだ食べられる食料」をゴミにしない。
必要としている人たちに分け合う。
これがフードバンクだ。
番組では養護施設と企業を結ぶ役割をしていた。
養護施設だけではない。ホームレスにも食料を提供する。
しかも、番組で紹介されていたフードバンクのスタッフはアメリカ人。
日本国内で活動しているのに。
昨年一年で350トンの食料を流通させたという。
スタッフ3人とボランティアで処理できる量はそれが限界なのだという。

日本の食料自給率は40パーセントといわれている。
毎日、多くの食料が海外から入ってくる。
味噌や納豆に使われる大豆ですら自給できない。
それが「先進国日本」の実情。
しかも、せっかく輸入した食品までゴミにしてしまう。
日本人は「世界一厳しい消費者」だという。
それは決して褒められたことではない。

我々は、「便利」「洗練」という名の下に多くのゴミを出している。
わざわざ遠くの国から水を大量に輸入する必要があるのか?
毎日多くのゴミを出す意味はどれだけあるのか?
この番組でそうした矛盾を考えさせられた。

せめて、フードバンクが1人でも多くの人に理解されるように。
この記事を残す。

すごいぞフードバンク!
目からウロコだ!


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最終更新日  2008.01.16 22:00:53
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