ワルディーの京都案内

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2015/02/24
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テーマ: 闘病日記(4006)
カテゴリ: 癌闘病記
2015年 2月24日(火)】

 今日は、重粒子線治療に向けての兵庫県粒子線医療センター(HIBMC)での初診でした。受付時間を12時にしていただいていたので、セカンドオピニオンのときのように特別な早起きをする必要はありませんでした。

 8時過ぎに出て、向こうに着いたのが11時40分過ぎ。片道3時間半です。セカンドオピニオンのときのように受付から診てもらうまで時間がかかるのかと思いましたが、今日は12時過ぎに診察いただけました。

 今日も院長先生です。

先生「どうされますか?」

 あれ?重粒子線治療をする決心をしたことは伝わっていると思ったけど。

私「ここで重粒子線治療治療をお願いします。」

先生「切除の方が再発リスク低いですよ。粒子線治療は腎不全のリスクもありますよ。」

 ええ!!! 不安を煽るようなことをおっしゃる。

私「切除でも再発リスクは10~50%なので同等だと判断しました。
  切除するなら透析になるので、腎不全で透析になっても同じです。
  それなら、お金はかかりますが、腎臓が温存できる可能性のある、あるいは腎臓が
  温存できる期間が少しでも確保できる、粒子線治療を選択しました。」

先生「5年制御率は70%です(再発率30%)。切除したら最初から透析ですものね。」

 ひょとしたら、ネガティブなことを言って、覚悟を確かめたかったということかもしれません。

「腎臓は全然動かないわけではないので、オチンチンのところから金属マーカーを腎臓ところに入れて、それで位置出しをしたほうがいいかもわかりません。」

 最初、どうされますか? と聞かれたのでアレっと思ったのですが、実際には事前に検討してもらっていたのかもしれません。

「マーカーを置くかどうか、専門の先生の判断が必要です。
 でも今日はその先生がいないので、予約をしてください。」

 えぇ!? 余分の手術というかプロセスで、また片道3時間半来ないといけないのか?治療開始もさらに遅れるし。

 先生が電話で別の先生を呼んで、画像を見ながら相談してくれました。

その先生曰く、「腎門部にはかかっていないので、そこまでしなくていいのではないですか。CTで実際に動いているか見てみてからでもいいのでは?」

結局、マーカー設置はとりあえずなしということになりました。

 次いで、先生がポートアイランドの医療機関でのPET-CTを予約してくださいました。3月3日。なかなかすぐには空きがないようです。その後の日程は、看護師さんから説明しますとのこと。

 この前M病院で、CVポートのフラッシュ(詰まらないように液を流す)をやってもらったのは1ヵ月前になるので、今日お願いしてみました。M病院同様、看護師さんはやる資格がなく医師がしないといけないようで、院長先生自らフラッシュをしてくださいました。

先生「看護師さんのほうが上手なのにな。変なルールだね。」と言いながら。

 聞いてみたら、やはり1ヵ月1回程度フラッシュはしたほうがいいとのこと。


 看護師さんや担当の事務の方々から日程や入院、費用の支払いの説明などがありました。

3月3日 PET-CT(ポートアイランド)
3月4日 通院検査や身体の固定具作製
3月5日 通院検査
3月10日 治療計画説明など(通院)
3月11日 リハーサル
3月12日~ 入院 5~6週間

 午後2時ごろ向こうを出ました。

 家族に頼まれ近くのスーパーで買い物をしたので、ちょっと遅くなって帰宅は午後6時。

 これで日程が決まりまったので長女にも連絡。入院中に色々サポートしてもらわなければならないので・

 今日も確認しましたが、入院しても金曜日の夕方自宅に戻って、月曜日の朝にセンターに戻るというようなことも可能とのことですし。入院までのフリーの日は10日間しかありません。平日にしかできないようなことは、できるだけやっておかねばなりません。忙しくなります。

 会社に頼んでおいた雇用契約書のコピーがメールで届きました。契約更改は「可能性がある」と表現されています。契約更改要求して会社が更改しないとなれば、失業給付は240日になります。会社が更改しますといって、私から辞めますといえば150日です。ただし疾病が原因なので、待機期間(普通は3カ月)はなしになると思います。会社から更改しませんとは言ってこないと思うので、私から辞めますということになると思います。この辺もどうするのか近々決めていかねばなりません。


 写真は、家内が植えたスノードロップです。

 スノードロップは学術的にはヒガンバナ科ガランサス属(Galanthus、スノードロップ属、マツユキソウ属)の総称。ガランサスとも。

 雪のしずくのような花の形から「スノードロップ」。日本では「マツユキソウ(待雪草)」とも。

 開花時期は2~3月。ヨーロッパ原産。

 同じヒガンバナ科にスノーフレーク(Snowflake)があり、名前も似ていて混同しやすいのですが、スノーフレークは4月~5月ごろに白いスズランのような花を咲かせます。花びらの先端にある緑の斑点がスノーフレークの特徴です。


P1130653(スノードロップ).jpg


我が家の庭も、少しずつにぎやかになってきました。



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最終更新日  2020/09/03 07:33:26 AM
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