ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2015/07/01
XML
テーマ: 闘病日記(4009)
カテゴリ: 癌闘病記
2015年 7月1日(水)】

 粒子線治療後の化学療法の必要性についてのセカンドオピニオンをOFS(大阪府立成人病)センターに聞きにいきました。

事前に、

・私のような症状での追加化学療法が効果があるかどうかのエビデンスはない。
・粒子線治療で腎不全になって透析が必要となるリスクが高くなっているので、
 化学療法は薦められない。

との連絡をもらいました。「それでもセカンドオピニオンを受けるということなら来てください。」とのことでした。2万円強のお金もかかるし、時間も費やさないといけないので迷いましたが、今までの経験から可能な限り納得したうえで選択したいと思ったので、数日前に聞きにいく決心をしていました。

 午後3時からの予定だったのですが、思いのほか早く到着して、近くのコンビニでコーヒーを飲んで時間つぶししました。2時半ごろ受付へ行って説明を受け、会計で21,600円支払い。医療費は消費税がかかりませんが、セカンドオピニオンは保険が効かず普通のサービス提供になるので消費税が付加され、20,00円+1,600円という値段になっているようです。一般的なセカンドオピニオンは1万円程度と思いますが、ここOFSセンターは2万円と高額です。でも事前に情報を渡しておいて、面談までに診療科内のカンファレンスで検討してもらえ、必要であれば他科の意見も聞いてもらえるので、より納得性のあるセカンドオピニオンが得られるのがメリットです。

 3時からの予定でしたが、2時40分ごろには呼ばれました。こんなことならコンビニで時間つぶさなくてもよかったかもしれません。

 最初と前回セカンドオピニオンを受けたJJ先生は転勤でいらっしゃらないので、今回はS先生という先生でした。いつものように整形外科が窓口です。

Q&Aを要約しますと、

・J先生が追加治療として化学療法をするのが当然のような書き方をしているのは、
 その時点で化学療法でどれくらい腎臓にダメージがあるか分かっていなかったし、
 抗癌剤治療で腫瘍が小さくなったということがあったためと思われる。
 しかし、それが粒子線治療後の抗がん剤治療でも効くという証拠にはならない。

・ここの整形外科の場合、粒子線治療をした後、再発予防のための抗癌剤治療は
 7割とか8割の患者さんがする。したらどうですかと薦めるが、したほうがいいと
 いうエビデンスがあるわけではない。

・抗癌剤治療で白血球が減るので、患部が感染しやすくなるというデメリットもある。
 ××さん(私)のような内臓近くの腫瘍ではそうでもないだろうが、筋肉の腫瘍ではそいう
 ことが起こりやすい。

・粒子線治療センターの先生の所見にもあるように、腎不全により透析に至るリスクが
 大きいのなら、再発予防のための抗癌剤治療はしないほうがよい。

・両方腎臓が残っていれば、抗癌剤治療をしたらどうですか?とは話することになる
 だろう。だが、絶対にしなさいということではない。

ということで、ほぼ想定内の話でした。

 面談前から思っていたように、再発予防のための抗癌剤治療はなしで行きます。

 再発予防のための抗癌剤治療をしないのであれば、CVポートは不要になります。この結果を帰りにM病院に持っていって、Y先生に次回診察までにCVポートのことを外科の先生に確認しておいてくださいと書面でお願いすることも考えたのですが、急ぐ話でもないし、通院の回数が1回増えるだけなので、まっすぐ家に帰ってきました。再発予防のための抗癌剤治療はしないことを最終選択とします。

 下記は、今回S先生に書いていただいた患者用セカンドオピニオンの所見です。同じような内容の主治医用コメントももらってますので、次回7月24日のM病院での診察でY先生に提示します。


IMG_0007(OFSC)(圧縮).jpg


よろしかったらぽちっとお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(現在進行形)へ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020/12/21 10:01:47 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ワルディー・ヨーリョ

ワルディー・ヨーリョ

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: