ワルディーの京都案内

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2016/06/01
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テーマ: 京都。(6078)
2016年 5月7日(土)「京都市全寺社巡り」 山科区8日目の第3回(最終回) です。


◆この日全体の行程・ルート図と第1回

http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201605290006/


◆第2回

http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201605300005/


◆この日の訪問スポットのプロット

https://drive.google.com/open?

id=1SGrnwgoP7rixTRJqtGOjDEo2oaE&usp=sharing



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それでは山科区第8日の第3回です。

山科神社から一旦岩屋寺に戻り、脇道を大石神社に向かいます。


●大石神社

昭和10年に 大石内蔵助 を祭神に創建されました。大石の山科旧居は神社付近にあったと伝えます。岩屋寺付近とも伝えます。大石は、赤穂城の明け渡しの後、元禄14念(1702)6月下旬に、以前からこの付近に田地・屋敷を持っていた親類の 進藤源四郎 の世話でこの地に移り、この地でしばしば同志の会を開きました。大石は元禄15年(1702)5月、妻子を離縁し、8月にはここを引き揚げ、一旦四条寺町に移り、討ち入りのため、10月に江戸に向かいました。

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大石願掛け像
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大石神社創立記念碑
 昭和十三年六月建立で、大石神社建設会長として京都府知事従四位勲三等鈴木敬一氏の名が刻まれています。
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義人社
 赤穂義士討ち入りに際し、必要な武器を調達した大阪の豪商 天野屋利兵衛 を祀ります。
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吉田奈良丸顕彰碑 (左)
 大石神社創立を提唱した浪曲師吉田奈良丸の顕彰碑。
 大阪府知事だった岸昌氏の建立です。

福島四郎(1874~1945)氏 武士道歌碑 (右)
 よく分かりませんでしたが、色々調べた結果、明治~昭和戦前に活躍した
 ジャーナリスト・赤穂義士研究家福島四郎(播州小野出身、号は「拝蘭」)の
 武士道歌碑と思われます。
 「播磨路のあさ野の末に武士の道のしるべとたてる大石」と刻まれています。
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この歌碑はよく分かりません。大石内蔵助の歌でしょうか。 
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「花子」 という名の ファベラ・ミニホース (15歳)がいます。以前参拝したときは見かけなかったと思ったら、平成19年に来たそうで、私が以前訪れた直後に来たようです。
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大石神社の近くにいくつかお寺があります。

●福王寺(浄土宗)
  大石内蔵助の隠棲地は福王寺の境内であったともいわれています。
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●極楽寺(浄土宗)
  大石内蔵助が施主で、浅野内匠頭の位牌を同寺に納めています。
  鎖帷子や硯箱など、義士の遺品も数多く残ります。
  庭にある五輪の塔は遺髪塚であったといわれます。
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●大徳寺(真言宗)
  有名な大徳寺は臨済宗ですが、ここは真言宗。
  村上天皇勅許千観内供開基とあります。
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阪神高速の8号京都線の山科入口を右に見ながら北に向かいます。

山科盆地の眺めが素晴らしい
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Google Mapによると、西野地域の伏見稲荷へ抜ける山道近くに愛宕神社という神社があるのですが、第6日に付近を歩いたときに見つけることができませんでした。

こちら⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201605160003/

しかし、思い返してみると、別れ道があり、その先にあったのではないかと気付き、今回、再度訪れました。

果たして、その場所と思われるところに、鳥居があり、階段がありました。しかし、社は壊れており、背後に大きな岩がありました。何の説明もなかったので、断定はできませんが、これがGoogle Mapに載っている愛宕神社と思われます。

◆愛宕神社
(推定)
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山を下り、東に向かいます。


●今熊野観音道十八町【道標】
(川田西浦町)
 [北東]右 いまくまくはんをん道 十八丁
 [北西]すく御坊道
 [南西]左いまくまみち
 [南東]天保十一年庚子二月 京  施主 荒川氏 山田氏 木村氏 鈴木氏
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国道1号線沿いに万因寺があります。

万因寺・八幡神社道標

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●万因寺
もとは東山仁王門あたりにあったと伝える。貞観元年(859)祐源開基と伝える。その後応仁文明の乱を逃れて山科に隠棲した祐正、蓮如上人の化導を蒙り六字名号を賜った。その後祐清、石山合戦(1570~1580)に功あり、顕如上人より祖師絵伝を賜った。その後、大谷派本願寺宣如上人へ願い、釋祐念と法名を賜り、正保4年(1647)真言宗の道場を改めて浄土宗の一宇を創建し、万谷山万因寺と降し賜り、合せて本尊阿弥陀如来・十字名号をたまわった。(駒札より)
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●八幡宮 万因寺前)
  万因寺の鎮守社と思われます。
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東に向かいます。

●山科本願寺土塁跡南西角碑 (西野左義長町)
  説明板もあります。
  蓮如上人が文明10年(1478)に山科に本願寺を再建しました。この場所はその南西部に位置します。
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●山科本願寺跡碑 (西野山階町)
 国道1号線沿いのトヨタカローラ京都横にあります。
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国道1号線を東に向かい、地下鉄東野駅から帰宅の途に就きました。


山科区第8日目、これで終了です。




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最終更新日  2019/08/26 10:31:56 AM
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