ワルディーの京都案内

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2016/07/03
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
読売新聞「一病息災」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

古い記事ですので、現在は状況が大きく変化している場合もありますので、ご容赦ください。


≪2010年8月26日の記事≫ 

[ランニング指導者 金哲彦さん]大腸がん(4)再びフルマラソン 生を実感

 大腸がんの手術から11か月。2007年7月、オーストラリアのゴールドコーストマラソンに参加した。

 当時は傷の痛みもあり十分な練習はできていなかった。それでも参加しようとしたのには理由があった。

 手術が終わった後も、再発や転移の恐怖に悩まされていた。そんなとき、ふと思った。「私はマラソンランナー。フルマラソンを走りきることが、自分の存在を証明することになる。完走すれば、恐怖が払拭ふっしょくできるのではないか」

 走り始めて20キロ過ぎ、左ひざのじん帯に痛みを感じた。普通は悔しがるところだが、このときは「脚が痛むほど、しっかり走れている」と笑みがもれた。ただ、30キロ過ぎに激痛になり、残り12キロは左足を引きずって歩き、ゴールした。

 タイムは5時間42分。記録としては自己最悪だったが、達成感は最高だった。

 「私にとって健康とはフルマラソンを走り切れること」。がん患者から本来の自分に戻れた気がした。

 昨年は、再び手術前のようにフルマラソンを3時間未満で走破し、復活を実感した。今年、半生を書きつづった「走る意味」(講談社現代新書)を出版した。「走ることは動物としての本能。生を実感させてくれる」。そのすばらしさを多くの人に伝えていきたい。



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>「私はマラソンランナー。フルマラソンを走りきることが、自分の存在を証明することになる。
>完走すれば、恐怖が払拭ふっしょくできるのではないか」

 私は、後腹膜軟部肉腫発症時59歳、再就職先でサラリーマンをしていました。抗がん剤治療後の粒子線治療を選択し、片方しかない腎臓を温存し、透析を避けることができました。元の仕事に復帰することも可能でしたが、せっかくいただいた命、現役を退いたらやりたいと考えていた、観光ガイドの仕事をできるだけ早くしたいと思い、会社を辞めました。この8月から、その観光ガイドを始めます。

 早く新しい道に進むことを選択させてくれたという意味では、「がん」に感謝です。


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最終更新日  2019/04/09 09:26:41 AM
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