ワルディーの京都案内

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2016/07/06
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
読売新聞「一病息災」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

古い記事ですので、現在は状況が大きく変化している場合もありますので、ご容赦ください。


≪2011年12月22日の記事≫ 

[モデル MAIKOさん]乳がん(3)身にしみた人の優しさ


 2009年2月、手術は、約2時間で終わった。胸がどうなっているか心配で、ガーゼ交換の時にそっと目をやった。

 乳輪に沿ってメスが入れられ、傷はほとんどわからない。「ちゃんと乳首もある!」。うれしかった。

 しかし翌月からの抗がん剤治療では、様々な副作用が襲った。吐き気、便秘、味覚障害、動悸どうき、倦怠けんたい感。2回目の投与の後からは大量に脱毛した。丸坊主にして、ウィッグや帽子をかぶってやり過ごした。

 がんになって身にしみたのは、周りの人の優しさだ。元夫やその家族、母らは治療に関する助言など様々な面で支えてくれた。仕事仲間は「また一緒に仕事しましょう」と励ましてくれた。

 息子にはとくに感謝している。「思春期で反抗したい時期だっただろうに、それを抑えて私の支えになってくれた。今になってその反動がきていますけど」

 ホルモン治療と月1回の診察だけになった今は、モデルの仕事をこなしながら、乳がん関係のイベントにも積極的に参加する。

 「欧米では、がん闘病を公表すると『頑張ったね』と褒められる。でも日本では、仕事をなくすことすらあり、公表しづらい。がん患者が暮らしやすい社会にするため、私にできることをやっていきたい」


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>しかし翌月からの抗がん剤治療では、様々な副作用が襲った。

 私は後腹膜軟部肉腫で、抗がん剤治療の後、粒子線治療をしました。通常、粒子線治療の後は、再発予防のため追加の抗がん剤治療をするそうです。しかし、粒子線医療センターの担当医からは、「腎臓にも僅かながら粒子線が当たっており、粒子線治療の副作用で腎不全に陥るリスクも高いです。そうなると腎臓が一つしかないので透析になります。抗がん剤治療は腎臓への負担が大きく、腎不全に陥るリスクを高める危険性があります。追加の抗がん剤治療は避けたほうがいいでしょう。」と言われました。

 セカンドオピニオンで粒子線治療を紹介いただいた大阪府立成人病センターに、この追加抗がん剤治療の必要性についてもセカンドオピニオンを聞きにいきました。「追加抗がん剤治療で再発率が下がるというエビデンスがあるわけではありません。腎不全のリスクがあるなら、抗がん剤治療はむしろしないほうがいいでしょう。」とのことでした。

 結局、追加の抗がん剤治療はしていませんので、粒子線治療後は、抗がん剤による副作用もなく、普通の生活ができています。セカンドオピニオンで、より確信をもって、「追加抗がん剤治療なし」を選択することができました。


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最終更新日  2019/04/10 03:50:19 PM
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