ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2016/09/25
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テーマ: 京都。(6077)
カテゴリ: 修学旅行ガイド
2016年 9月25日(日)】

 修学旅行ガイド第2回目研修の「その2」です。「その1」は こちら

(続き)

 地下鉄烏丸駅に向かう途中で、すでにこの班の雰囲気が分かりました。班のメンバー間の距離感やテンションの具合などです。正式ガイドとして前を歩いていると分かりにくいと思いますが、後ろを歩くと分かります。

 本番では、一人でのガイドになりますが、ときどきわざと後ろを歩くなどして、班の様子を観察するということも必要かなと思いました。詮索するのが目的ではありません。班の様子に応じたガイドを考えなければならないからです。


 地下鉄烏丸御池駅からJR京都駅へ。JR奈良線で2駅、稲荷駅へ。

 日曜日ということもあって、電車は混んでいました。

 本数がそれほど多いわけではないので、時刻表は手元にあったほうがいいですが、市バスしか手元に持っていませんでした。担当先輩は事前に乗れるであろう電車やバスの時刻表時間を目安として特定していました。


●伏見稲荷大社

 稲荷駅で降りたらすぐ目の前が伏見稲荷。楼門の前で記念撮影。定番スポットです。

 前回同様、手水舎で作法を見せて生徒にやってもらいます。こうやって習うのは全員初めてのようでした。ネットで調べたら、手を洗った後、タオルなどで拭かずに自然乾燥させるのが本来のマナーらしいです。洗う作法は知っていましたが、洗ったあとのことは知りませんでした。

 本殿で、これも定番、参拝の作法を示し、生徒にやってもらいます。これも全員習うのは初めてのようでした。これら作法は、全国どの神社でも共通なので、「どこの神社も同じですから、皆さんが帰って、どこか神社を参拝されたら、同じようにしてください。ひょっとすると、おじいさんやおばあさんは知っていても、お父さん、お母さんは知らないかもしれないから、教えてあげてください。」と最後に締めくくるのがいいかなと思います。将来に繋がります。

 続いて千本鳥居。第1回のときは片側が通行止めでしたが、今回は両方通行できました。感動の場所のはずですが、この前の班に比べるとノリが悪いです。奥宮で、少し行列ができていましたが、「おもかる石」に参拝。少しノッテきました。

 参道を京阪伏見稲荷駅へ。そこから清水寺に向かいます。

 私のアイデアは、京阪七条で降りて、バスで行くこと。しかし担当先輩のアイデアは東福寺駅で降りてバスでした。京阪七条だと、京都駅からのバスが三十三間堂や清水寺に行く観光客でいっぱいで、乗れないこともあったりするからだそうです。東福寺駅からのバスは、距離的に少し遠くなりますが、そこそこ本数があるし、バスが混むこともありません。これはノウハウだと思いました。




 清水道で降りて八坂の塔を眺めながら清水寺を目指します。途中八坂庚申堂に寄りました。

 八坂の塔を通り過ぎ、坂を見下ろす方向で記念撮影。皆笑顔を作りポーズはしますが、イマイチノリはよくありません。

 清水寺の仁王門下に到着。仁王門の階段で記念撮影。

 随求堂という暗闇の中を行く胎内めぐりをしないかと持ちかけます。拝観料は100円入ります。誰も行こうと言いだしません。こういうとき誰かリーダーシップをとれる人がいれば、行こうということになるのでしょうが、今回の班は全員がおとなしいので、それぞれが行きたい、行ってもいいとい思っていても、なかなかそうはならないようです。

 こういうとき無理強いしてはいけませんので、入らないまま本堂・舞台のほうへ。

 轟門付近が長い間工事中でしたが完成していて、轟門から入ることができました。

 舞台からは下を覗いたりしたりして、少し感激。子安の塔をバックに記念撮影。

 本堂に靴を脱いで上がっての参拝はどうかと持ちかけたが、ノリきらず、ここもスルー。ここは無料だし、パワースポット的な雰囲気もあるので、時間があるのなら、上がるかどうか聞かずに、入ってもいいのかもしれません。

 地主神社に寄ります。恋愛成就で有名。恋占いの石を生徒たちにやってみないかと持ちかけますが、モジモジとしてやりません。なかば強引に誘うと、男子一人がやってみるとのこと。私が先導してやって、もう一つの石に辿りつくことができました。一人がやりだすと、他もやり、女の子もやっていました。少し盛り上がってきました。

 そこに担当先輩が、無料でいただける打ち出の小槌のお守りを人数分もらってきて皆に渡しました。紙製で財布に入れることができ、お金が貯まるというお守りです。皆喜んで財布に入れていました。ここでさらに少し盛り上がり。本当は修学旅行パスポートを持っていないともらえないのですが、修学旅行のガイドであることを示せれば、生徒の人数を言って、無料でもらえるとの担当先輩の談でした。これもノウハウです。

 奥の院から京都の町をバックにしての記念撮影。


 清水寺を出てすぐの参道右側(北側)に西尾の八ッ橋の店があります。ここはよく利用する場所のようです。色んな味の八ッ橋の試食ができます。お茶のサービスもあります。店の奥にトイレがあります。修学旅行のガイドさんには八ッ橋の小さなお土産も配ってくれます。生徒たちも、楽しそうに試食をしていました。この店で、男子も女子もほぼ全員、アイスを食べました。歩き食いは禁止で、店舗内に椅子は多くないので、店の前で立ち止まって食べましたが、やはり店内で座って食べられるところのほうが落ちつくし、休憩ができていいですね。要開拓あるいは要情報共有です。

20160925-西尾kiyomizu_01.jpg
出典~https://www.8284.co.jp/shop/kiyomizu.html


 昼食を清水寺付近で食べる心づもりでしたが、八ッ橋の試食やらでお腹がすいていないとのことで、昼食は後回しにして次の目的地金閣寺に向かうことに。


 清水道から金閣寺に行くには、公共交通機関1本で行ける方法はありません。乗り換えが生じます。

 私が想定したのでは、バスを千本北大路で乗り換えるか、西ノ京円町で乗り換えるか。最初のバスで行けるといころまで行くという方法です。目的地に近付いておくほうが、次のバスの本数が多いからです。しかし担当先輩は、北大路バスターミナルでの乗り換えを選択。バスの乗り換えで歩く距離が短いとのことでしたが、北大路バスターミナルでは降りた後、乗り換えのバス乗り場に行くのに、階段を上り降りしなければなりません。乗り換えだけ考えればどっちもどっちかなと思います。

 しかし、北大路バスターミナルでの乗り換えは場合によってはメリットがあると気付きました。暑いとき、雨が降っているときは、こちらのほうが楽です。これもノウハウです。

 地下鉄も含んだ一日乗車券の場合、東山三条で地下鉄に乗り換え、西大路御池でバスに乗り換えという手もありますが、時間的にメリットがあるのか要研究です。

 金閣寺道バス停に着き、金閣寺に向かいます。


(続きます)


(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)



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最終更新日  2019/08/25 12:42:05 PM
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