つれづれなるままに―日本一学歴の高い掃除夫だった不具のブログ―

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GrahamはFrankfaterの夢を見るか? その11

少年漫画・アニメの延長線上にある「成年コミック」

「それはどうだろうね…彼の場合… 実はMは手が不自由 だって、知ってた?」
「ノン! だけどそれとこれとどう関係がある? オレだって…」
彼が自分の<障害>を自分の中で過大評価して、劣等感のあまり成人女性に声をかける勇気さえなく、かといって性欲は人並みにあるので 、…」
自分よりも体力的に弱く、抵抗してもたかが知れている幼い少女を力ずくでモノにした 、と?」

「察しがいいね! だとしたらだよ、Mは別にビデオや本に囲まれなくても、いずれはああいう事件を起こしたと考えられないだろうか?
むしろ、代償効果が長かった分、犯罪の実行も引き伸ばされたのではないか、と?」
「おまえはどうしても未成年ポルノコミック作家の味方をしたいようだな!
そんなに読んでて面白いか?」
「まさか! 資料として調べているだけだよ!
BLはセカンドハンドブックショップで中身まで見れるけれどね、いわゆる『成年コミック』の方はビニール包装されているから、背表紙しか分からないんだよ」

「それでよく調べがつくね!」
「勿論! 背表紙だけでも色々な情報が把握できるよ!」
「たとえば?」
「まずは タイトル だね…妹萌えとか、母萌えとか、女子校生萌えとか、女教師萌えとか、巨乳萌えとか、SM萌えとか…」
「萌えはもういい! 他には?」
「やっぱり だね…漫画チックというか、アニメチックというか、 日本で発行されているいわゆる少年漫画の延長線上のタッチ だと思う。ということは…」
「ということは?」
「登場人物に必ず未成年が出てくるということさ…たとえば少女を暴行しなくても、母萌えものなら未成年の息子が誘惑されるとか、女教師ものなら男子生徒が調教されるとか」
「そっちの方がまだましじゃないの?」
「かもしれない。 けれども、未成年が性交する場面が描かれるのはどちらも同じだ。当局にしてみれば、規制するならどちらも規制しなければ片手落ちになるだろう?
「理屈はそうかもしれないけれど…」

「まだある。日本でポルノ小説を出している専門の出版社…フランス某院とか、マドンナ×イトの作品のほとんどに、何らかの形で未成年が関わってくるんだ」
「おまえ、いつのまにそんなに日本語が達者になった?」
「背表紙を読める程度に訓練をつめばアンジーにもできることだよ…<美少女>とか、<女教師>とか、<義母>とか…」


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