先日、久々の外での食事を済ませ、彼と家に向かっている車の中。
彼 「そうだ俺さぁ、明日の三時頃から次の日の三時頃まで・・・・・。」
そこまで言い掛けて、黙る彼。
私 「ん」
彼 「いや・・・。」
私 「何 三時から何があるの?」
少しの沈黙。
彼 「親戚の不幸があって、ちょっと地方に行かなきゃならなくて・・・。」
私 「そうかぁ。それはそうと、なんで今口ごもったの」
彼 「俺が居ないとわかって、悪い事したら嫌だから。」
私 「あのねぇー、そんな事する気力も勇気もありません。」
彼 「そう」
私 「家で飲んだくれる事はあるかもしれないけど、外には出ませんっ。」
彼 「最近、あんまり外にも連れてってあげてないから欲求溜まって夜遊びしたら困るなぁ・・と思って。」
私 「信用ないなぁ。」
彼 「念には念をいれないとっ。」
私 「大丈夫大丈夫っ」
彼 「軽いなぁ。でも絶対電話するからねっ。出なかったら遊びに行ったと思うからねぇ。」
私 「酔っ払って寝てるかもしれないじゃん。」
彼 「だめ 絶対電話に出なさいよっ。」
私 「電話するとか言ってるけど、そんな悲しい席で電話なんて出来ないでしょー」
彼 「悪さしたら絶対許さないからねっ」
そう言い残して次の日彼は親戚の元へ旅立っていった。
そしてその日の夜。
久々に早々と飲む気満だったが、なんだか胃の調子がおかしく、飲むどころか食事もろくにできない感じ。
早目に寝ようと思って歯磨きしてる時にメールが・・・。
彼 「起きてるぅ」
私 「お疲れー」
その返信メールが届かなかったらしく、
彼 「おーい」
そして、返信を打とうとしている時に着信が・・・。
出ようとした途端に切れた。
急いで再度返信。
私 「私の返事、届いてないの?」
彼 「うわっ、今まとめてきたよ」
私 「今、携帯鳴らしたでしょ?」
彼 「寝てるのかと思って起こした」
私 「出掛けようと思って準備してたとこ」
彼 「なにぃぃぃぃ」
私 「バカっ 歯磨きして寝るとこです。」
彼 「そっかぁ。俺も長時間の運転で疲れたからもう少ししたら寝るね。」
私 「明日、気を付けて帰って来てね。」
彼 「うん。後で電話するから、ベットに入っててね。」
私 「おやすみぃ」
ん
何か変・・・。
自分はもう 寝る と言っていた・・・。
そして、私にも 寝ろ と言った・・・・。
なのに、後で電話すると言う彼・・・。
そう。
彼には電話する気なんて全くないのだ。
電話する・・・と言い残しておけば、万が一でも出掛ける事はないだろうという彼の予防線。
一見、このやりとりを聞くと、どんなにか私がふらふらと夜な夜な遊び歩いている様に思われるが、一切そういう事はない。
過去は忘れたが・・・。
彼の予防線。
たっぷりの電流が流れているに違いない。
感電しない様に気を付けなければ・・・・・。
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