小さい子は麺類が好きだ。
娘も、小さい頃はパスタ・ラーメン・うどん、何でも好きだった。
当時、カタコトの言葉しか話せなかった娘に対し、私は麺類全般の事を 「チュル」 と言っていた。
その名の通り、チュルチュルっと食べるので チュル 。
「今日のお昼はチュルにしようかぁー。」・・・と言った感じで。
幼稚園時代も特に変えることなく チュル で通していた。
娘が小学校に入り、しばらくしたある日。
娘 「ねぇー、ママぁ、チュルって英語」
私 「えっ」
娘 「みんなチュルの事チュルって言わないの。」
私 「もしかして、ずっとチュルって言葉が存在すると思ってた」
娘 「えぇっ 違うのぉ」
私 「ごめーん。○○がまだ話せない時に、赤ちゃん言葉として使ってた言葉なの。」
娘 「まじぃ」
私 「みんなの前で言っちゃった」
娘 「みんなそんな言葉使わないから、何となく使わないでいたよ。」
私 「良かったぁ。」
娘 「もうっ、 それともう一つ・・・ 。」
私 「他にもまだあったぁ」
娘 「ママってさぁ、 エッタ とか タンマ ・・って言うよね」
私 「うん、言うよっ」
娘 「私がそう言ったらみんなが 、「ん」 ・・って顔するの。」
私 「それは普通でしょ」
娘 「みんなは タッチ と タイム って言うよ」
私 「そうかぁ、でもみんなのお母さん世代だったらママと同じだと思うけどなぁ。」
娘 「ほんとぉー」
私 「もしかして方言」
娘 「どうだろう・・・、みんなに聞いてみよっとぉ。」
チュル 。
しかし、 エッタ・タンマ は今でも使っている言葉だと思っていた。
いつまでも自分の言葉が通じると思うのは大間違いなのである。
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