学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

2017年03月28日
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カテゴリ: 関係詞節
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東日本大震災から6年。
犠牲者の皆様のご冥福を心からお祈りいたします。
そして、いまだに苦しんでおられる被災者の皆様が、1日も早く通常の生活に戻れますように。

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告知!


春セミナーいよいよ始まります!
封印していたTOEICセミナーも再始動!


1)
バンクーバー発、
話すための英文法セミナー



日程 :4月15日(土)、22日(土)
   5月13日(土)、20日(土)、27日(土) 全5回


時間 :Aクラス(初級) 13:00〜14:50
   Bクラス(中級) 15:00〜16:50


英文法というと受験英語を想像しがちですが、話すための英文法とは学校英語では習わない、先生も知らない、そんな英語のルール。英語を頭の中でイメージすることで英語の思考回路を身に付けます。


申込/お問合せは下記メールまでご連絡ください。

info.iaxsvancouver@gmail.com



2)
バンクーバー発、
新TOEIC学習を10倍楽しくする方法!


満席御礼


日程 :4月14日(金)、21日(金)、28日(金)
   5月12日(金)、19日(金)、26日(金) 全6回


新TOEICでは、今までのような「とりあえずテクニックでスコアを取る」という安易な発想やアプローチがますます通用しなくなってきました。


受験英語のような丸暗記方式ではなく、英語の基本ルールを頭の中で描きながら英語の思考回路を作り、TOEIC学習を楽しくするセミナーです!


申込方法
満席御礼。現在キャンセル待ち申込となります。


* インターネット

難波市民学習センター  HP よりお申込下さい。



* 来館

直接、大阪市立難波市民学習センターの受付へお越しください。


* 電話

お電話で、大阪市立難波市民学習センターへお申し込みください。

電話番号:06-6643-7010


どちらも開催場所は「大阪市立難波市民学習センター」
大阪市浪速区湊町1丁目4番1号 OCATビル4階(JR難波駅上)


詳細は HP または FB でもご覧頂けます。



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本日の問題


☆★☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次の英文の不自然な点はどこ?


As I walked past my sister’s room, I heard her talk on the phone.






















答:talk → talking


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今回は英文法セミナー第4回目(5/20) 

Aクラスで取り上げる関係代名詞の中から1つ。


次の2文を関係代名詞を用いて1文にしてください。


The woman is a lawyer.

She lives next door.




























答: The woman who lives next door is a lawyer.


学校英語のような問題ですみません。


でも、おそらくほとんどの人が問題なく関係代名詞の英文にすることができたのでは。


バンクーバーで教えていても、上記のように簡単な関係代名詞の文なら、たいていの日本人学習者は作ることができます。


これってある意味すごいことなんですよ。


だから学校英語で関係代名詞の作り方を何度も練習することは決して悪いことではないのです。


が、 しかし


一番肝心な関係代名詞の本質を学校では教えないのです。


だから、関係代名詞の文は作れるけど、関係代名詞の本当の意味を知らないという状態になっている学習者が圧倒的に多いのです。


例えば、次の文を訳してみてください。


Do you know the man who is talking on the phone over there?

「向こうで電話中の男性を知っていますか?」


こんな訳になりませんでしたか?


なら、これは?


Do you know the man talking on the phone over there?

「向こうで電話中の男性を知っていますか?」


あれ、やっぱりこんな訳になりませんでしたか?


両者は全く異なる文なのに、どうして和訳が同じになるの?


関係代名詞の本質をきちんと理解していないと、この両者の違いがわからないのです。実は学習者の多くの人が関係代名詞の本質をきちんと習っていないのです。


もう一度和訳を見てみましょう。


Do you know the man who is talking on the phone over there?

「向こうで電話中の男性を知っていますか?」


ちょっと待って、 よ〜く 見てください。


和訳に 肝心 の関係代名詞 who がない!!


一番肝心な関係代名詞 who が訳に現れないのはどう考えても不自然ですよね。


金太郎の物語に主人公の「金太郎」が出てこないのと同じくらい不自然なことです(笑)


学校で習う訳し方では、一番肝心な who が現れないのです。だから関係代名詞のツボを抑えることができないのですよ。


難しく考えず、関係代名詞も who の基本イメージで考えればよいのです。


ご存知のように、 who はもともと疑問代名詞で「 」「 どの人 」という意味ですよね。


関係代名詞の who も、この基本イメージで考えればよいのです。


そこで、前述の例文に関係代名詞 who(誰)をきちんと入れてもう一度訳してみましょう。


その前に、もう1つ重要な点をあげておきます。英語は前から訳す(理解する)言語です。


ならば、関係代名詞の文も前から訳せば、関係代名詞の本質がよく見えてきます。


Do you know the man who is talking on the phone over there? も、


次のように前から訳していくと、関係代名詞 who の働きがよくわかります。


あなたは知っていますか (Do you know) 

その男性(the man)

誰かと言うと ( who ) 

電話中の (is talking on the phone)
↓ 
向こうで (over there)



では、どうして関係代名詞 who が必要なのか? 


それは話し手が話題にしている人物をあなたが特定できないからです。


では、ここで、右脳を使って、ある場面をイメージしてみましょう。


今、あなたはあるオフィスフロアにいると想像してみてください。そして、オフィスフロアではたくさんの社員が働いています。


もし、あなたが突然何の文脈もなく


Do you know the man…  と言われたら、


あなたは「その男性???」


つまり、頭の中で「誰のこと?」と思いますよね。


だって、あなたの目の前にはたくさん男性社員がいますから。。。


だから話し手は  the man who...  と続けて、


「その男性、誰かと言うと、向こうで電話中の男性だよ」と具体的に誰のことを話題にしているのか聞き手のあなたにわかるようにするのです。


そして「電話中の…」と言われて、目の前にいるたくさんいる男性社員の中から聞き手のあなたは「どの男性」なのか限定できるのです。


このように関係代名詞の働きとは、聞き手に話し手がどの人(モノ)を話題にしているのかわかるようにしてあげることが基本的な働きなのです。


これが関係代名詞の本質なのです。


ちなみに前述の現在分詞を用いた文では、who がありません。





つまり、聞き手は「誰のこと?」と考えなくともよい場面なのです。したがって、関係代名詞の文と、現在分詞の文では使われる場面が異なると言うことです。


この分詞の文についてはまた別の機会に取り上げますね。


和訳に頼らず、イメージで英文法を捉えるともっと世界が広がりますよ。


英文法セミナーでは関係代名詞の本質をもっともっと詳しく取り上げます。


* 関係代名詞については「ザ・英文法」Unit 9 にてイラスト付で解説してあります。


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最終更新日  2017年04月09日 01時35分17秒
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