詩集の中の栞のように~裏ブログ~

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2007/01/29
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カテゴリ: 教務(英語)

問題は中学生だ。中学生にも「文型」という単元がある。

中2で第4文型と第3文型の書き換え中3で第5文型

が出てくる。

塾用テキストでも、栄光さんの「新演習」というテキストは、はっきりと「文型」という単元名を使用している。

一方で、育伸社さんの「シリウス」「JACK」というテキストでは、文型という単元名は使用せず「目的語を2つとる動詞(←第4文型のこと)」というような表現を使っている。


僕は、今のところ、中学生には「文型」という言葉は教えないし、
「文型判断の知識」も教えないで指導している。

それが正しいかどうかは別として、中学生段階で「文型」を指導すると生徒が混乱するのではないかと危惧しているからだ。

それに何より、都立高校、埼玉県立高校、都内の私立高校で文型判断の必要な問題は出てこない。

だから、僕は中学生には文型を教えないで今までやってきた。

たとえば、第4文型と第3文型の書き換えは、1つの方便として「熟語」「公式」という表現を使って処理している。

それで今まで問題になったことはない(中学生段階では)。


ただ、最近では近隣の大手塾で「文型」を売りに指導している塾が多くなった。

関東最大手のI塾さんや、埼玉県と都内で勢力を伸ばしているS塾さんの折り込み広告を見ると「文型」という言葉が見える。

どのように指導しているのか、また効果はどれほどあるのか、興味は尽きない。一方で、高校入試の問題を見る限り、必要性を感じないことも確かだ。

もし、文型を取り入れた方が、より生徒指導向上になるのであれば、検討したいが。

今後の研究課題としたいと思っている。






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Last updated  2007/01/29 10:10:30 AM
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