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うちの塾の入塾基準は、オール3以上としている。
クラス分けが出来ないので、2の子がいるとお互いにマイナスになると判断しているからだ。(生徒本人からすれば、授業に付いてこられない)
現在、絶対評価の下での評定「2」というのは、昔で言えば「1」と同じ場合が多い。
実際、我が地域では、定期試験35点前後でも「3」が付いている。
昨年11月、内部生の紹介で、評定「2」の子がお問い合わせてきた。
最初はお断りしたのだが、本人がどうしてもがんばるということと、お父様もやらせてほしいということだったので、受け入れを行った。
本人と話したり、勉強の様子を見ていたりすると色々問題点はあるのは確かである。
いわゆる「2」の子であれば、誰でもそうであるような問題点は持っている。
そこを少しずつ改善している最中。
ところで、彼女本人にも自分の弱点を聞いてみたことがある。
すると「空気が読めないって、友だちや学校の先生に言われる」との返答。
確かに、場の雰囲気を読まずに発言することは多い。行動もとんでもないことをすることがある。
しかし、うちの授業では、私の話の腰を折ったり、勝手な発言は許していないので、塾内においては徐々に改善されてきた。
(ちなみにうちは、演習中の質問も禁止している。導入解説後に質問タイムを設け、そこで質問が出ないときは、演習中も一切私語厳禁にしている)
彼女は大変努力もしているので、まだ空回りする面はあるが、少しずつ良い方向に軌道修正されてきた。
しかし、本日やってしまった。
私が作った定期試験の予想プリント。
本日までの宿題にしてあり、今日解説する予定であったのだが、
何と、彼女、
今日学校の英語の先生に質問してきた・・・
学校の先生に「じゃあ、この予想問題と同じ問題は出せないな」と笑顔で言われた後に、 本人は自分のしたミスに気づいたそうで・・・。
同じ学校に通う他の生徒たちからは大ブーイングを浴びていた。
普段から、「塾のテキストを学校に持っていくな」「学校で塾の話をするな」と言っていたのであるが、やってしまったようだ・・・
思わず笑ってしまった。
まあ、予想問題なんて当たるわけないし、実際は実力を付けておけば何の問題もないので・・・
しかし、学校の先生が良い人で良かったですね、Aさん。