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本日の日曜授業をもって、中3生の全日程が終了した。
あとは2/10、11、12の私立、2/23の都立に向け、各自が塾で演習中心のスタイルになる。
授業料は、本日までの分しか頂いていない。
8月頃開校し、Be動詞や1次方程式からスタートした中3。理社もゼロから、本当に最初の最初から勉強した。
しかし、授業を延長したり、連日呼び出したりして、本日までで「全て」終了した。
成果は、多くの生徒が5科目400点を達成。1人だけ450点を2連続で達成。
偏差値面、実力面の成果は、都立入試で全科目80点前後をコンスタントに取れるまでに成長した。
何度か叱ったこともあった。非常にめんどくさがりの子たちの集まりであったので、その点で厳しく注意したことが数回あった。
その中で、私がキレたのは一度だけ。
1月頃、生徒たちが「発音アクセントのプリントがほしい」「相似のプリントがほしい」などと次から次へ自分の弱点を考え、プリントをもらいに来たときのこと。
私がプリントを作成し、翌日手渡したとき、誰も「ありがとうございます」と言わなかった時である。
プリントを差し出すと「あ、はい」とだけ言ってカバンにしまう子や、無言で手だけ差し出す子がいた。
これには塾開校以来、最高に怒鳴った。
「オレは仕事だからやってやるよ。
汚い話だが、みんなの親からお金もらってるから、プリントくださいと言われれば、仕事としてやる。
みんなも、お金払ってるから、先生がプリント渡してくれるのは当然だと思ってるかもしれない。
ただ、それって悲しくない?
お金が仲介しなかったら、先生はみんなに何もしないの?
みんなが大人になったら、「金払ってやってるんだから店側の人は何でもするのが当然」って考え方のままいくの?
それにみんな、もし将来お金がなくなったらどうするの・・・
お金がなくなると同時に、今まで周りにいた人が消えていったら寂しくない?
(以下長いので略)」
つまり、簡単に要約すると「ありがとう」くらい言えと(笑)
そんな彼女たちでしたが、最後はみんながんばっていた。
ぜひ保護者の方にも見せてあげたいくらいにがんばっていた。
もうね、目が違う。
黒板をみる目、それを書き写す姿。
本気なんです。
いわゆる以前いた塾の上位クラスのそれに近い状態。
非常に緊迫したムードでがんばっていた。
そんな子たちの授業も本日で終了。
(ま、ほとんど都立推薦で合格して、1月で卒塾した子がほとんどなんですが)
とりあえず私立がんばってきてほしい。
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