詩集の中の栞のように~裏ブログ~

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2009/02/08
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カテゴリ: 経営・教室運営

本日の日曜授業をもって、中3生の全日程が終了した。

あとは2/10、11、12の私立、2/23の都立に向け、各自が塾で演習中心のスタイルになる。

授業料は、本日までの分しか頂いていない。

8月頃開校し、Be動詞や1次方程式からスタートした中3。理社もゼロから、本当に最初の最初から勉強した。

しかし、授業を延長したり、連日呼び出したりして、本日までで「全て」終了した。

成果は、多くの生徒が5科目400点を達成。1人だけ450点を2連続で達成。

偏差値面、実力面の成果は、都立入試で全科目80点前後をコンスタントに取れるまでに成長した。

何度か叱ったこともあった。非常にめんどくさがりの子たちの集まりであったので、その点で厳しく注意したことが数回あった。

その中で、私がキレたのは一度だけ。

1月頃、生徒たちが「発音アクセントのプリントがほしい」「相似のプリントがほしい」などと次から次へ自分の弱点を考え、プリントをもらいに来たときのこと。

私がプリントを作成し、翌日手渡したとき、誰も「ありがとうございます」と言わなかった時である。

プリントを差し出すと「あ、はい」とだけ言ってカバンにしまう子や、無言で手だけ差し出す子がいた。

これには塾開校以来、最高に怒鳴った。

「オレは仕事だからやってやるよ。

汚い話だが、みんなの親からお金もらってるから、プリントくださいと言われれば、仕事としてやる。

みんなも、お金払ってるから、先生がプリント渡してくれるのは当然だと思ってるかもしれない。

ただ、それって悲しくない?

お金が仲介しなかったら、先生はみんなに何もしないの?

みんなが大人になったら、「金払ってやってるんだから店側の人は何でもするのが当然」って考え方のままいくの?

それにみんな、もし将来お金がなくなったらどうするの・・・

お金がなくなると同時に、今まで周りにいた人が消えていったら寂しくない?

(以下長いので略)」

つまり、簡単に要約すると「ありがとう」くらい言えと(笑)

そんな彼女たちでしたが、最後はみんながんばっていた。

ぜひ保護者の方にも見せてあげたいくらいにがんばっていた。

もうね、目が違う。

黒板をみる目、それを書き写す姿。

本気なんです。

いわゆる以前いた塾の上位クラスのそれに近い状態。

非常に緊迫したムードでがんばっていた。

そんな子たちの授業も本日で終了。

(ま、ほとんど都立推薦で合格して、1月で卒塾した子がほとんどなんですが)

とりあえず私立がんばってきてほしい。






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Last updated  2009/02/08 08:41:29 PM
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