詩集の中の栞のように~裏ブログ~

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2009/02/19
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カテゴリ: 教務(全般)

うちの塾は集団塾であるが、テスト前は各学校のワークを使用して進めている。

全部で6つの中学校から生徒が来ているので大変ではあるが、

数学と英語については、学校で配られているワークを中心に勉強するのが「ジェイソンウィーク」(=ビシバシステム)の基本。

(もう名称が「ワケわかめ」になってる)  ・・・同世代でさえ、恥ずかしくて通用しない言葉

ところで、うちの生徒には、数学や英語のワークを、いったんノートやいらない計算用紙に解かせている。

そこで、各生徒には、おのおのの学校の先生に、「提出用ワークは、繰り返し勉強したいので、ノートにやって提出しても良いか」と質問に行かせた。

回答は、1つの学校を除き、全ての中学校でバツ。

あくまでも提出用ワークは、直接書き込むことが原則とのこと。(ノートにやると、ズルして1,2ページ飛ばす子がいるからダメという回答が2つ)

まあ仕方ない。

学校では先生が一番偉いのだから。

(ただ、「繰り返しやりたい」という子がズルするかな~?あと、先生がきちんとチェックすれば良いのに。適当にパラパラみるだけでなく)

次に、うちの塾では問題を解くたびに、問題の左に「○○×」などと小さく印を付けさせている。

本日、これについても学校の先生からダメだし。

「余計なものは書かない。解答と赤丸と直し以外は、テキストに記入してはいけない」とのこと。

さすがにこれには参った(笑)

そこもダメか~・・・

しかし、生徒には良い機会であったので、いろいろ話をした。

とにかく、学校では先生の言うことが絶対で、そうしたことは会社に入ってからも起こりえるということ。(それが正しい間違っているの判断は、今はしなくていい)

では、我々はどうすれば良いのか。

交渉するのもあり、変革していくのもあり。

また、許された範囲内で創意工夫をしていくという選択肢もある。

しかし、そうしたことさえも許されないことは多々ある。

上司には意見すら言ってはいけない場面もある。

「会社の方針」と言われたらそれまで。

その方針には従わないといけない。

そんな場合だってある。

とにかく、いろいろな場合があるんだということ、上司にはいろいろな人がいるのだということを話した。

そして、彼女たちの出した方法は

1周目と2周目はノートにやり、3周目は直接テストのつもりで書き込むというもの。

そして、「○×」の印については

Aさんは、先生に気づかれないように、小さく点をうつ(笑)

Bさんは、別のルーズリーフにできなかった問題を書き出していた。

いずれにせよ、与えられた条件の中でいろいろ試行錯誤すればいい。

不自由さを感じることも、中学生には良い経験になる。






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Last updated  2009/02/19 09:56:47 PM
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