詩集の中の栞のように~裏ブログ~

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2009/09/06
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カテゴリ: 教務(全般)

昨夜は、生徒たちに頼まれたプリント作成に明け方までかかった。


テスト前のプリントは、学校のテスト範囲を見て、その範囲に合わせて作成する。

多くの学校では、カリキュラムごとにきっちり進むということはない。

「今回の試験範囲は一次方程式全部」とか「1分野は電流で、2分野は人体」などときっちりと単元ごとに出題してくれれば、こちらも楽なのだが、そういうケースは稀だ。

多くの場合、試験範囲は中途半端である。

たとえば、「二次方程式の計算と文章題の最初の1ページだけ」とか「レッスン4の2まで。ただし、途中のP○○~○○は入らない」とか「歴史は、P○○の○行目~P○○の途中、地理はアメリカの半分まで」という感じである。


プリントを作成する際も、当然その範囲に合わせて問題をカットしたり、一部追加したり、ちょっとした修正が必要になる場合が多い。

さらに生徒ごとに、プリントのレベルも若干変化させている。

結果として、「5科目分×頼まれた生徒分」を作成すると、試験期間中は明け方までプリント作成に時間を費やす日が多くなる。

ところで、今月当地区では新型インフルエンザが発生し、学級閉鎖も一部で行われた。

その結果、試験範囲が若干修正された模様。

当然、授業が中止になった分、テスト範囲も一部カットされた。

一方で、カットされた分の試験範囲が狭くなってしまうので、1学期の試験内容が追加されたようだ。

いま、頼まれていたプリントを生徒に渡した。

本日明け方までかかって作成したプリントである。

すると、生徒が「すいません。今回の試験範囲と違います。試験範囲が変わりました。」と今さら言ってきた。

試験範囲の変更という重要な報告が、塾側になされていないのである。

中3には、6月にも厳しく注意したことがある。

修学旅行の日程が変更になった際に、誰1人として塾に報告に来なかったからである。

「4月に集めた各学校の年間行事予定に変更があった際は、速やかに塾に報告すること。」

6月はその件で厳しく注意を与えた。

ちなみに、この報告が遅れたために、夏期講習の日程は大幅に変更になり、授業回数も減ってしまった。作成済みであった「夏期講習のおしらせ」も大幅に修正を加えた。

しかし、その後も、彼らから重要な報告が入ってくることはない。

今回の試験日程も、中3生の修学旅行が9月に延期になった関係で、年間行事予定とは1日ずれている。

私は自分で気づいたが、未だに誰からも報告は入ってこない。

「いいですか。テストの日程が変更になったら絶対に報告してください。」と授業中に何度か言ったのだが、それでも誰からも報告が入らない。

報告の重要性が分かっていないのである。

彼らの試験は、9月11日に終わるのだが、年間行事予定通り、私が9月10日から通常授業に入ってしまったら、困るのは彼らである。そのことが今ひとつ理解できていないようである。

今回も、試験範囲の変更を塾側に伝えてこなかったため、本日のプリントがあまり意味のないものになってしまった。

ホウレンソウ(報告、連絡、相談)の重要性を、あらためて今後の授業内で伝えていくつもりである。






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Last updated  2009/09/06 02:24:47 PM
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