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個人塾、それも1人で運営している個人塾にはマニュアル類が必要ない。
自分自身がルールであり、その場その場で臨機応変に対応していけばいいからだ。
しかし、スタッフが複数になった場合には、私はマニュアルが必要であると思っている。
もちろんマニュアルなどなくても、立派に運営している組織はたくさんある。しかし、そこにはカリスマ性を持ったリーダーが必ず存在していて、そのリーダーの意思をメンバーがしっかりと把握している。
各自が自由に行動しているようであるが、リーダーが重要視している「ある勘所」からは決して外れないように、組織全体が動いている。
終着点や目的がきちんとしている証である。
しかし、組織がある程度大きくなると、リーダーの意思が下まで届かなくなる。
また、メンバーの中で微妙に異なる意見を持つ集団が生まれることもある。
そうした際に、私はマニュアルは必要であると思っている。
よく「マニュアルは必要ない」という言葉を見るが、私が仮に2名以上の組織を作る際は、絶対にマニュアルを作る。
自分と同じ人間はいない。
だから、自分と同じような意識で、同じように行動する人間も存在しない。
だからこそ、私はマニュアルを重要視する。
一方で、相手に完璧を求めてはいけない。
世の中に完璧ということはありえない。8割できれば、合格にしておく柔軟性も時に必要である。
しかし、マニュアルがあれば、そこに書いてあることはきちんと守らせたい。
そんな訳で、以前の会社では
個別指導版教務マニュアル(約160ページ)
集団指導版教務マニュアル(約100ページ)
事務スタッフマニュアル(約40ページ)
教室長マニュアル(未完)
を作成して、研修に多くの時間を割いていた。
私はあまり「自由」を許さない。
「規律」を重要視する。
もしかすると、ブログでの印象と実際の印象はかなり異なるのかもしれない。
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