春夏秋冬　きままな雅遊人

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2006年01月24日

みつば類　（三葉類）

(6)

カテゴリ：緑黄色野菜

今日の緑黄色野菜は「 みつば類 」です。

みつば類　（三葉類）　セリ科ミツバ属

みつばは、わが国が原産です。

北海道から沖縄まで、分布しています。

古くから野生のみつばを採取して、食用としていました。

みつばの野生種の自生地は、日当たりの良い所、保水力のある所に群落を

作っています。

葉柄は長く、葉は３つに分かれています。

野生種のみつばを折ると、強い香りがします。

４～５月に、若い茎葉を摘みます。

根も食用にりますが、資源保護のために、野生種の根は残しておきたいと

書かれています。

栽培みつばは、すべて立ち性です。

品種は関東型（軟化みつば用）と、関西型（青みつば用）があります。

切りみつば　葉　生　１００ｇ中のビタミンＡ（カロテン）は、７３０μｇです。

切りみつば　葉　生　１００ｇ中のビタミンＣは、８ｍｇです。

切りみつば　葉　生　１００ｇ中のカリウムは、６４０ｍｇです。

切りみつば　葉　生　１００ｇ中のカルシウムは、２５ｍｇです。

切りみつば　葉　生　１００ｇ中の食物繊維は、２．５ｇです。

野生種のみつばは香りがよく、多く採れた時は茹でてお浸しや和え物を

作ります。

栽培みつばは、吸い口や、刺身、酢の物のあしらいに用います。

みつばを２～３本ほど束ねて結び、天ぷらにします。

鶏肉や魚の鍋物に使います。

根みつばは香りが強く、アクも強いです。

サッと茹でて、お浸しや酢の物を作ります。

「 糸みつば 」　　別名　青みつば

超密植栽培のため、葉柄が細く糸みつばと呼ばれます。

関西を中心に利用されていましたが、大規模な水耕栽培の普及で、

全国的に出回るようになりました。

「 切りみつば 」

切りみつばは、軟白みつばです。

種子を播いて養成した根株を掘り取り、遮光した所に伏せこみます。

（みぞ軟白　穴ぐら軟白）

生育した葉柄部を切り取ったものが、切りみつばです。

主に関東で利用されます。

「 根みつば 」

土寄せして、軟白栽培したものです。

根つきのままで、出荷したみつばです。

根みつばは、関東で多く利用されます。

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