いまじぶんにできることは?
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サブリンガルって、ご存知ですか?耳慣れない言葉だと思います。バイリンガルは、みなさまご存知でしょうが、その反対ことばです。1ヶ国語も母国語として満足に扱えない事を言います。日本人なのに、漢字をあまり知らない。正しい文法で話したり書いたり出来ない。これは、日本人男性と結婚した外国人女性の子供や、日本語がわからない幼児期から英語を習い始めた子供などに見られるようです。また、外国籍の子供が親の都合で日本に住んでいる場合、学校や友達との間で日本語だけをしゃべっていると、日本語を話せない親とのコミニュケーションが取れなくなります。マジョリティ(大多数)の中にいる、日本語を上手に話せない子供たちは、自分の母語は何なのか?自分は何者なのか?。。。わからなくなります 母語を忘れるという事は、文字の認識ができないため、どこにも定着していけなくなります。子供の母語がしっかりしてさえいれば、第2言語の上達にも繋がるのに。。。子供だけでなく、日本人と結婚した外国人女性(主に南米やアジア)は、自分の母語を家庭内で話す機会がなく、自分の子供に母語を話せないことからその人自身の、人格をも否定する事になる場合もあります。子供に母親として、思ったことを素直に上手に伝えるにはどうしたら良いか?それには、母親の母語を大事にすることですが、家庭環境によっては難しい人もいます。都会はどうか知りませんが、小さな街や田舎では、残念ながら、人の目を気にする家族が多いです。今日は、日本語ボランティアとして、どういう協力ができるか?どんなアドバイスができるか?考えてみました。難しくていい答えが見つかりません
2006.05.14
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