身近な動植物 0
全103件 (103件中 101-103件目)
漆絵 橋本雅邦の名作「龍虎図」価格:462000円(税込、送料無料) (2020/5/31時点)楽天で購入投資とは無関係の記事になりますが、毎週月曜日に、重要文化財を見ています。今回は、「龍虎図屏風 橋本雅邦筆」。橋本雅邦(1835~1908年)による「龍虎図屏風」の所有者は、静嘉堂文庫美術館。「龍虎図屏風」は、1895年開催の第四回内国勧業博覧会に、出品された作品である。そして、1955年に、明治期の日本画革新の記念碑的作例として、近代絵画で初めての重要文化財に指定された、とのこと。内国勧業博覧会は、・1877年 第一回・1881年 第二回・1890年 第三回・1895年 第四回・1903年 第五回で、全5回、開催されたようである。5回で終了というと、呆気ないように思えるが、1877~1903年に亘って開催されているので、25年以上続いた。開催の意図するところは、物品を一堂に集めることで優劣を明らかとし、出品者の向上心や競争心を刺激して、産業増進を達成することであったようだ。が、回を重ねるごとに、色々と疑問点が出てきたようで、ひっそりと歴史的使命を終えたようである。
2020/06/08
コメント(0)
藤原信實筆 是則価格:17000円(税込、送料別) (2020/5/24時点)楽天で購入投資とは無関係の記事になりますが、毎週月曜日に、重要文化財を見ています。今回は、「是則集」。読み方は、「是則集」と書いて、「これのりしゅう」。文化遺産オンラインによると、「平安時代の三十六歌仙の一人である坂上是則の家集で、四季などの部類ごとに歌を排列する部類名家集のひとつである。」とのこと。平安時代の歌人が詠んだ和歌が、現在、「是則集」として残っているのですが、どのような流れを経ているのでしょうか?まず、坂上是則(?~930年)の詠んだ和歌を何らかの方法で記録したものがある。もちろん、一気に詠むわけではないので、あちらこちらに記録されているはず。坂上是則とは別に、それをまとめようとする人物が存在する。「是則集」の場合は、最初にそれをまとめた人物は分かっていないようです。最初にまとめた人物が分かっていなくとも、「是則集」を手元に置きたいとか、他の人に伝えたい、とか、様々な理由で、書写する人物が現れる。もちろん、現存するには、書写する人物が多いほど良い。つまり、現存するのは、書写されたもので、それがいくつもあるようです。書写された「是則集」がいくつもあるわけですが、きれいな形で残っているものは、わずかではないかと想像できます。その中でも、最善と言われているのは、藤原定家(1162~1241年)が書写したもののようです。いや、もう少し正確にいうと、定家が書写したのではなく、定家が監督するグループが書写したということでしょうか。
2020/06/01
コメント(0)
平治物語 現代語訳付き【電子書籍】[ 日下 力 ]価格:1302円 (2020/5/16時点)楽天で購入投資とは無関係の記事になりますが、毎週月曜日に、しばらくの間、重要文化財を見てみます。今回は、「平治物語絵巻 信西巻」。「平治物語絵巻」で現存しているのは、・「三条殿夜討巻(さんじょうどのようちのまき)」(ボストン美術館)・「信西巻」(静嘉堂文庫美術館)・「六波羅行幸巻(ろくはらぎょうこうのまき)」(東京国立博物館)とのこと。以下は、静嘉堂文庫美術館のサイトより引用。---引用開始---平治の乱(平治元年〈1159〉)は、後白河上皇の近臣である信西(藤原通憲(みちのり))に対し、藤原信頼(のぶより)と源義朝(よしとも)が起こしたクーデター。武家勢力の台頭を示す日本史上の大きな出来事であった。「平治物語絵巻」はその約100年後(13世紀後半)に制作されたと考えられる。---引用終了---なお、絵巻というのは、時間軸が右から左へ流れる形で描かれているので、右から左へ見ていくものらしい。
2020/05/25
コメント(0)
全103件 (103件中 101-103件目)