2005.12.09
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カテゴリ: クリスマス特集

クリスマスが近づくと必ずこの話を思い出します。いつか、何気なく聞いていたラジオで初めてこの話に出会った時、思わず涙してしまいました。細かいところまでは思いだせなかったので、検索して見つけ出しました。 塾屋さん というサイトに掲載されていた文章です。




今世紀初頭のアメリカでのお話。




クリスマスグッズ クラシックサンタ ピクチャー/プレゼント 6才の女の子メアリーは学校で「サンタクロースはパパなんだよ」という思いもかけない話を聞いてきました。
 家に帰るとメアリーは父親に「サンタクロースはパパなの?」と聞きました。父親は「そうだな、ニューヨークタイムズに聞いてごらん」と答えました。そうしてメアリーはニューヨークタイムズに手紙を書きました。





「親愛なるニューヨークタイムズの記者さんへ。

 サンタクロースは本当にいるのですか? 
 学校でお友達は『サンタクロースなんていないよ。プレゼントはお父さんが置いているんだよ』といいます。
 私の質問にパパは『ニューヨークタイムズに聞いてごらん』と言いました。
 それでこうして手紙を書いています。教えて下さい、ニューヨークタイムズの記者さん。サンタクロースは本当にいるのですか」




この手紙を受け取ったニューヨークタイムズの投書係はこの手紙の返事を部署の中で一番若い24才の新米記者に任せませました。

彼は入社したばかりでまだ記事を書いたことはありませんでした。彼は彼なり一生懸命に記事を書き何週間もかけてメアリーへの返事を書きました。
その年の12月24日のクリスマスイブ。ニューヨークタイムズの社説に『親愛なるメアリーへ』というタイトルの記事が載りました。



「親愛なるメアリーへ。貴方の質問にお答えします。

 サンタクロースはいます。


 貴方はお父さんとお母さんを愛していますか。貴方はそのことに疑いを持ったことがありますか。
 同じようにお父さんとお母さんは貴方を愛してくれていますか。貴方はそのことを疑ったことがありますか。
 そう貴方が両親を愛しているように、両親が貴方を愛しているように、そうしてそのことに疑いを持ったことがないのと同じようにサンタクロースはいるのです。」


私、ある意味、信じてるんです。今でも。

いつまでも信じてる自分でいたいなって思います。








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最終更新日  2005.12.09 21:43:43
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