勇気りんりん　団地妻は大変っすぅ。

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2005年01月30日

泥棒

(1)

カテゴリ：だんなっち

パパの給料日のこと、
いつもだと、元請の会社の社長の家に行って、
請け金をもらって、なんかいっつも鉢盛とか取ってくれてるので、それ食べてから帰ってくるから、結構遅くなるはず・・なのに、今回めっちゃ早く帰ってきた。

あれ、早いね。と言うと、
「なんか、今回給料ないかも。社長の家、空き巣に入られたらしい。今、警察が入ってるし。
金庫の鍵が壊されとうけん、中身あるかどうかも分からんのって。」
と言って、さっさと、次の現場の図面を広げて、お仕事。

げー、今回給料いいって言ってたのに、無しになったのかぁ
と、思ったけど習性とは恐ろしいもので、旦那も自分も、トンズラされたり、元請がつぶれたりで、給料が入ってこないのに、結構慣れてしまっている。

しかも驚いたことに、旦那は、社長に、「なかったらなかった出、別に気にしないでください。痛み分けってことで」などと言ってきてるらしい。
他の下請けの人は、社長と一緒に、金庫の前に張り付いてまだいるとのこと。

本当に、なれとは、怖いもので、１っヶ月丸々の給料がなくても、けろっとしていられる我々夫婦。
なるようになるさ的。

で、夜１１時くらいに、他の元請の人と社長さんから電話で、あったよぉ。金庫の中身は無事だったよと連絡が入った。我が家夫婦は、なかったものが入ってくるような何とか心理みたいな心境で、ラッキィとか思ってしまったぁ。

でも、よくよく考えると、泥棒が給料日がわかってるかな。
金庫も開けれないってことは、素人。
なんか、犯人は、以外に身近にいるような気がして、気持ち悪くなってくるなぁ。実際。
ま、疑っても、キリがないんだろうけど。
社長の家が、立派ならわかるけど、誰が見たってあばら家なんだよね。普通、お金があるって思えないようなところにあえて住んでいらっしゃるんだよね。
あー、やっぱり過去に雇った職人さんか、今現在雇われてる人か。
やっぱり、過去の人だろうな。今は、景気いいらしいから、あんまり困った人いないって言うし。

でも、人が一生懸命働いたお金を取ろうなんざ、どういう神経してるのかなぁ。

それよりも、１１時まで残ってた、たくさんの職人さんたちと、社長の間で、どんなドラマが展開したんだろう。そっちのほうに、興味あるなぁ。
うちの旦那以外、皆残ってたらしいし。

それから、社長さん、金庫に入れてなかった現金は全部取られちゃったんだって。
被害額は、職人の前で言わなかったらしい。
いったいいくら取られたんだろぉ。
それより、未だに旧札で、皆に給料を払っているってことは、金庫にいくら入れてんだ！！
とにかくすごいあばら家なだけに・・・謎な社長さんのプライベートにものすごく興味がわいた一日でした。

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