Tapestry

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Training Day



デンゼル・ワシントンとイーサン・ホーク主演の刑事モノ サスペンス。
予備知識全く無しの状態で、お店でDVDのセールを見かけ、
この2人って意外な組み合わせやわ、と観たくなり、レンタルしてきました。(^^)

タイトルからして、デンゼルが上司でイーサンが部下、
何かのトレーニングをするんだろう、というのは想像つくし、
ジャケットの雰囲気からして、警察モノかスパイモノだろうというのも予測は付きました。

が、しかし、あのデンゼル・ワシントンが悪役だとは後半まで予測が付かず、
「へ?どっち?本当はいい人なんでしょ?」等とかなり最後の方まで、
希望的観測を持って見続けてしまいました。
その辺り、このキャスティングは成功だと言えるでしょう。
いや、彼ってやっぱり、あんなに迫力有る悪役を好演していても、
なんというか、あの奥底からにじみ出てくる雰囲気が善人なんですよね。
オーラというか。

けれど、やっぱり彼(役名:アロンゾ)が悪い奴だったと言う事で、
後味はかな~り悪いものとなってしまいました。
麻薬捜査官と言う設定なので、ある程度ワルでないとやっていけない(成功できない)のが
現実的なのかもしれません。でも、ちょっと調子に乗りすぎたよ、アロンゾ君。
それにコンビを組んだ相手が悪かった。
あまりにも向こう見ずで正義感いっぱいのジェイク(イーサン)には、
全てを見逃す事は「死ね」と言われてるのと同じ事だったんだよね。
しかも、実際殺されかけてるし。
役柄的にも、イーサンの方がどうしても好感持てるし、
実際、イーサンもいい演技をしていた。
カリスマ刑事のアロンゾとペアを組む事による緊張感が痛いほど伝わってきたもの。

予備知識無しで観たのが良かったとおもう。
後味は悪かったが、なかなか面白いストーリー展開で楽しめた。
あ~、でもやはり、デンゼルには善人を演じて欲しいな。それだけ。


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