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ごまです。ながーいこと、このブログをほったらかしにしておりました。ハッと気付いたら、エッチな書き込みばかりされて・・・トホホ・・・ようやく削除したところでございます。でも、そのなかにショックな書き込みが・・・携帯からの書き込みで、まみさんという方から・・・アスペの人には自分も苦しめられた私がアスペの子を生んだら、捨てるか殺す、その子だって将来あなたのだんながあなたにしたようないやなことをするのだと。なんということ!これを、エッチコメントと同類だと思って、削除したんですが、あまりにひどい。どうやって付き合ったらいいのか悩みながらも、わたしだって、本当は本当は、別れた夫を愛していたんです。どうやって仲良く付き合ったらいいのかわからなかったから理解できなくて苦しんだだけで、その人柄や、個性や、アスペ独特の純粋さ、潔癖さ、裏表の無さ、そういうものは、今でも慈しんでいます。息子のそういうところも、もちろん慈しんでいます。存在自体がいとおしいです。いなければいいのに・・・なんて、元夫に対しても、誰に対しても思ったことはありません。愛すべき人たちだと思っています。ごま
November 23, 2008
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私の独り言は、つづきます・・・・・。私は、元夫のことを分かってあげられなかったなぁという思いがあります。わからないから、批判もしたし、人格を否定するようなことも言ってしまったし、怒りにまかせてけんかもした・・・。「なぜ、あなたはそんななの?」と詰め寄られたり、「どうして人の気持ちが分からないの?」とか「こだわるのやめてよ!」なんて言われても、本人にしてみれば、意味が分からなかったかもしれないし、どうして人の気持ちが分からないのと問われても、分からないものは分からない・・どうすればいいのだと困るしかなかったはず。アスペの特徴を学んだ後では、なるほどそういうことだったのかと納得することが色々あります。(でも、それでうまくやれるかというと、自信はない)アスペの息子を育てていて、「何で分からないの?!」と怒ることは無駄で、むしろ、感情的なメッセージを送ることで言われている意味は分からずに、ただ「こわい」と感じ、感情だけが残って、心の絆が切れてしまうんだということが分かった。だから、徹底して、相手に分かるように伝える・・・ということに心を砕き、工夫をし、忍耐強く、伝えているのです。息子とのコミュニケーションは良好です。信頼関係ができているので、前提として息子は「お母さんは、自分にとって不利益なことは言わない」と思ってくれていて、私の言葉には耳を傾ける姿勢があります。聞こうという姿勢があるので、こちらが丁寧に説明すれば伝わります。アスペの子でも、こんなにスムーズにやり取りできるのだなぁと思います。でも、こちらが感情的になったときはだめです。力関係でいくとやはり私の方が強いので、私が感情的になると、おびえたような目で私を見て、引っ込みます。私の伝えていることは伝わりません。アスペの人には、感情的になっても無駄・・・これ原則ですね。なのに、元夫とのコミュニケーションは、常に感情的でした(苦笑)元夫とは「相手が私の生活を脅かすのではないか?」とお互いに思っていたので、相手の言うことをはすに聞いていたし、身構えていたし、常に、あきれていたし、バカにしていただろうし、そう、相手は根本的にはいい人だったのに、コミュニケーションができないという理由で私は、相手をバカにしていたのですよね・・・。自分の方がえらいような気がしていたのです。そんな気持ちを持たれると、相手だって、プライドが傷ついて、もっともっとへんなことをしたり、プライドを誇示するようなことをしたり、バカにしかえしたり、したくなりますよね・・・。バカにしたからバカにされたのか、まぁどっちがニワトリでどっちが卵か分かりませんが。コミュニケーションの基礎として、相手の話を聞こう、相手の言い分に耳を傾けようっていう気持ちがないといけなかったんだな・・・。分かり合う努力が必要だったんだな・・・。そんなのアスペではない夫婦でも必要なことなんだろうけど、アスペが入ると、ハードルが高くなる。むずかしいよなぁ・・・。
March 29, 2008
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元夫は、愛情深い人だった・・・と思う。でも、表現方法が独特だった。上の子がまだ赤ちゃんだった頃抱っこした時に、チクチクしたらいけないからセーターを着てはいけない。綿100%のトレーナーしかダメそれを忠実に守り、周囲の人間にも守らせるそれを愛情だと思っている風だった。タンスは、引き出しに取っ手がついているタイプのもので、その取っ手に、赤ちゃんが頭をぶつけるぞ、と言って、それを取り外させた。そういうことを徹底的にやった。もういい加減にしてよ、大丈夫だよ~と言うと、お前は愛情が足りない・・・と。私にとって愛情をかけるというと、イメージするのは優しく声をかけたり、赤ちゃんの泣き声を聞き分けて、オムツだミルクだと、要求を察してあげたり、スキンシップをしたり、泣いたら抱き上げて声をかけてあげたりする他人によってこうも愛情というものは違うものか・・・と感じた。でも、相手のこだわりのような愛情表現に付き合うのはしんどかった。自分の基準に相手がそぐわないと、愛情が足りないと思うのは、やめてほしかったなぁ
March 26, 2008
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アスペルガーの元夫の奇怪な行動は、彼がアスペとは知らなかったので、コンプレックスによるものだと、結婚していた間は思い込んでいた。だからこそ、それを乗り越えられない元夫をもどかしくも思い、腹立たしくも思い、情けなくも思ってきた。心の中でバカにもしていた。でも、息子がアスペと診断されて、努力してもできないことがあることを知り、世の中の価値観と違うところに、良さを持っていて、周囲の人間がそのことを信じてあげないと、彼の良さが発揮されないのを見ていると、家族が信頼して見守るということは、アスペルガーの人にとって、どれほど大切なものかと思う・・・。子どものことは信じて応援できるのに、夫になると、生活がかかってくるし、妻は実害(?)を受けるからどうしても否定して、社会に適応すること、社会の中で頑張ることを望んでしまう。そうやって彼の個性を否定してきた。元夫は、クリスチャンだった。♪野の花を見てごらん、明日のことも思い煩わず、なにも自分を飾ることもないけれども、こんなに素朴にきれいに咲いて、人の心を喜ばせてくれているよ・・・そんなことが、聖書や賛美歌でうたわれていて、とても素敵だなぁと思ったものでした。(詩的には・・・)明日のことを思い煩うことなく自らを着飾ることもなく・・・・・夫はこれを、そのとおりに、言葉どおりに実践する人だったのです。(アスペらしいといえば、アスペらしい!)つまり、貯金はゼロ(通帳も持っていませんでした)洋服も「なんでもいい」という感じで、バザーで買ったものなどを好んで着ていました。なんというか、ある程度の年齢になったらやはりそれなりの格好はしてもらいたいものです。決してブランド物を身に付けろとか、私にもブランド物を買えとか、そういうことは一切言ったことはありません。でも、身だしなみにお金を掛けることを彼は好まず、そのことに心を砕く私のことを「そんなだからダメなんだ」とか、「お前はバカだ」とよく言っていたものでした。聖書に忠実に生きよと。・・・徹底的に、言葉どおりに、融通を利かせずに、一切の妥協を許さずに・・・・・(一見、原理主義者にも見えますが、やっぱり言葉どおりにやりたがるアスペなんだなぁ)これが彼の信仰心なのか、こだわりなのか、はたまた、社会であまりお金を稼ぐことができないコンプレックスを覆い隠すための虚栄心なのか・・・敗者がでっち上げた言い訳なのか・・・それはわかりません。新婚当時は、なんて純粋で信仰深く、素晴らしい人なんだろうか!と思い、そのうち、コンプレックスにとらわれているだけだと思うようになり、だんだん、私が元夫を心の中でバカにするようになり・・・元夫は自尊心をさらに損ない・・・アスペとは知らなかったので、こだわりだとは思いませんでしたが、あれは・・・こだわりだったかも。生活して子どもを育てるには、お金がいるんだから、きちんと稼いで貯金もしようよ、と、社会に適応してくれることを望み、彼の価値観を否定していました。彼の良さを信じてあげる・・・なんて、できなかったですね~。そんな私に対して、彼は悔しかったのでしょう、「お前はバカだ」「そんなだから社会にまみれて・・・」「大事なものを見失って生きている」と散々罵倒されましたよ。でも、貯金がないと、私だって困るんだもん、子どもを育てなきゃいけないのに・・・・・。彼は、自分の価値観を変えることは決してできないのでした。こんな風に、「何とかなる」だけで「明日のことを思い煩わずに」生きてきた元夫、独身なら何も問題はなかったのでしょう。でも、そんな彼を助けてくれる友達が多かったのも事実・・・かな・・・。こんな生き方もあるのだなぁと・・・。当初はこんな彼のとっぴな生き方に、ついていこうと思ったんですけどね・・・20年前は。
March 25, 2008
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こだわり・・・こだわりって、それをやめさせようとか、非難するとか、否定すると余計に強くなってしまう・・・。だから、こだわりが、他人に迷惑をかけないような形に置き換えるとか、社会と折り合うような工夫をすることで、やりすごしましょう・・・というのが一般的な、こだわりへの対応だと思う。これを、息子に対しては色々工夫してやっています。結婚していた当時は、夫がアスペだということも知らなかったし、知ったときには、もう私もフォローしてあげられないほど傷ついていたので、仕方がなかったと思うのですが、今だったら・・・大人のアスペルガーの人のこだわりにどう対応してあげたらいいのだろうかと、色々考えます。こだわりに対して、どこまでも我慢してあげようと思うと、必ずこちらが切れてしまうのですよね。こちらの気持ちをきちんと伝えることと、お互いに折り合える地点を見つけないといけない。こだわりを認めるけれども、ここまではOK.自分の範囲内はいいけど、私の生活には口を出さないで、入り込まないでと言うことができればよかったな。前回書いた音楽の件で言えば、「あなたが、音楽はベートーベンがすべて、と思うのはいい。でも、私には私の趣味があるから、そこに踏み込まないで」「人の生活を変えようとしないで」「こういうことをされると、とても悲しく感じる」と伝えることができれば良かったのかなと思う。あの件では本当に驚くとともに頭にきてしまって、「どうして私の好みを否定するの?どうしてそんなひどいことをするの?どうして人の気持ちが分からないの?」と批判しまくった。きっと相手は、否定したつもりもなければ、ひどいことをしたつもりもなく、人の気持ちが分からないのはなぜかと言われても、困るばかりだったと思う。コミュニケーションが食い違っていたな・・・。アスペの子どもを育てていて良く思う。きちんとルールがあれば、この子はうまくやっていけるって。悪気がないから、きちんとルールを決めて折り合っていけば、とてもいい関係が築けると・・・。元夫のことを責めても、互いに傷つくだけの無駄なことだったな・・・と思う。責めることからは何も生まれないんだな・・・。
March 22, 2008
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4年前に別れた元夫は、アスペルガー。優しい人だったし、思いやりがある人だった。世間体を気にしないで、本当に大切なことだけを大切にして生きていた。バカ正直で、朴訥(ぼくとつ)で、不器用なほどまっすぐ。・・・マイペースで、他人の目を気にせずに、世間体などどこ吹く風ぞとばかりだった。そんなところが、若かった私には魅力的に感じたのです。当時私は23歳になったばかり。社会人一年生の青い青い、世間知らずのお嬢さんだったのです。世間のおじさんたちが、仕事に疲れ果て、世間体ばかりを気にして、大事なものを見失っているように感じ、そんな世間を毛嫌いするような、純粋で青い私だったのです。「人生にはもっと大事なことがあるんじゃないの?」そんな私の内なる疑問の答えを彼の個性が応えてくれるように感じていたのでしょう・・・。少なくとも、彼の存在は、私に勇気を与えてくれるようなものでした。彼の友達も同じように感じていたようで、彼は、仲間内でもちょっと異質な存在ながら、一目置かれていました。学生運動を経て社会人になった彼らは、社会に適応することに抵抗があったようです。世間にまみれて自分を殺して生きている同世代の友達からは何物にもとらわれない彼の生き方は、憧れでもあったようです。当時彼は、すでに39歳・・・私とは18歳も年が離れていましたし、その上、彼は一箇所で仕事が続かず、正社員ではなくアルバイトの身分・・・収入も少なく、世間的な地位も財産も何も持っていませんでした。もちろん、私も彼も、アスペルガーなどという言葉すら知らずにいました。そんな個性なんだと・・・疑わなかったですね。実際そのとおり個性なのだと思いますが。どんな「常識」にもとらわれない彼に求婚されるまま、親の反対を押し切って、私は、結婚したのでした。条件は、仕事をすること、仕事を続けること、私は手に職を持った技術屋ですから安定した収入がありますが、「私はヒモにだけはしてあげないからね、ちゃんと稼いで家庭を守ってね」と約束させました。箱入り娘だった私も、そういう点はしっかりしていたのでしょうか・・・?彼は、求人雑誌で見つけてきた会社に就職し、「不本意だ」と言いながら、正社員となりました。今とちがって景気のいい時代でした。簡単に就職は決まったのですよ。そうそう・・・結婚して、一番最初に驚いたことある日、私が仕事を終えて帰宅すると、「あれ?」私の当時好きだった音楽のテープ・・・山下達郎や竹内まりや、小泉今日子にアリス、松田聖子・・・20年近く前の話です・・・それらのテープをかけてみると、なんと!全部、ベートーベンになっているのです!!ええー??元夫は、ベートーベンの大ファンで、ベートーベンこそが音楽だ、ベートーベン以外は音楽じゃない、雑音だ、ぐらいに思っている人です。これって、こだわりと言うか思い込みと言うか・・・??さらに、元夫はこういいました。「もう僕の妻になったんだから、そういう音楽要らないでしょう?」妻は、夫に従うべきだ・・・という「あるべき論」を持っていたのかもしれません。驚きました。・・・あぁ、あの時、私が怒っていたらな、自分の気持ちを伝えていたらな・・・。私は、当時、青くてまじめで、新婚で・・・夫に「妻は自分の色に染まるもんだ」と言われれば、「そうか、夫がそう望むのならしょうがないな・・・そういう努力をしよう」と思ったのです。青いなぁ、まじめくさいなぁ・・・と思うのですが、そんな風に受け止めて、その時は、何も文句を言わなかったのです。嫌な気持ちは胸にしまいこみました。あぁ、その数年後、元夫に腹が立ち、そんな自分に対しても情けなくなってしまい、この件でどれだけ文句を言ったことか・・・。「どうして、人の気持ちが分からないのよ!こんなことされたらどんな気持ちになると思っているのよ!!」と責めて・・・。「人の気持ちがなぜ分からないのか?」なんて詰め寄っても、彼は困るばかりだったでしょうね。今思うと、これは彼の意地悪ではなく、嫌がらせでもなく、こだわりと、人の気持ちが分からない・・・教えてもらわないと分からない、という特徴だったのだなぁと思うのですが・・・。
March 21, 2008
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アスペ夫との14年間・・・今は、伸び伸びと楽しく暮らしているので、離婚してよかったんだと思っているけれども、あの14年間はなんだったんだろう・・・子ども達にとっては、父親であることに変わりはないからと、これでもメいっぱい意地を張り、子どもたちを元夫に会わせ、母としてできることをやってきている。それはそれでいい・・・。子どもを思う母心元夫のことがどんなにいやでも、その気持ちを最優先しようとは思わない。でも・・・でも・・・どこかで本音の部分を出してみてもいいよね。このブログには、子どもたちも見に来ないし・・・。ここは、母ではなく一人の女性のおしゃべりの部屋にしたい・・・。離婚して4年間、本当に元気が出た。結婚生活はしんどかった。離婚してから本当に元気になった。あのアスペ夫・・・あの夫を嫌っていると、どこか将来の息子を嫌っているようで、いえいえ、将来息子は、あの夫のように妻(私)に嫌われてしまうのだろうかと・・ふと、思ってしまう。ハハハ、考えすぎ?だよね・・・。そこまで、アスペの皆さんのことを背負った気持ちにならないほうがいいよね。でも、でも、息子は、愛される人になってほしいな・・・。あの子らしく生きてほしいな・・・。でも、アスペの大人は大嫌い・・・どれほど振り回されてきたことか・・・。うっうっ・・・うちの上司も多分アスペ。みんなから嫌われているけれども、嫌われていることにも気付かない。かばってやっても、私だってあいつは嫌な奴と思う。そんなまとまらない日記の始まりです。これからどうぞヨロシクお付き合いください。GOMA
March 21, 2008
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