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2006年11月22日
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テーマ: お勧めの本(7418)
カテゴリ: オヨミモノ


イメージの帯にも付いてますが、 石原さとみ 主演の、NHK朝の連続TV小説でドラマ化された本ですね。
さらわれたい女 」と一緒に探し当てた「通勤の友」でした。

ご存知の方も多いと思いますが、作者なかにし礼さんのお義母さんのお話です。

最近とんと見なくなりましたが、これ( てるてる家族 )を放映してた頃は、好んでNHKの朝の連ドラを見てましたので、小説を読むまでもなく粗筋は分かっていたのですが、ドラマには、ずい分逸話を加えたんだなぁ....というのが、読後の第一印象でした。

主人公は「照子さん」に他なりませんが、小説の主題は「上二人は才能を開花させ、下二人は平々凡々たる人生を送っている四人姉妹の物語」....更に言えば「オリンピック出場を果たした長女と、大ヒット歌手~女優として大成した次女と、その母親の物語」であって、ドラマで主役とされた四女の話など、ほとんど出てこないのです。(ちなみに、長女「岩田春子」は、グルノーブル五輪出場を果たした「石田治子さん」であり、次女「岩田夏子」は、本名「石田良子さん」こと「いしだあゆみさん」です。)

なかにしさんは、ドラマの主人公であった四女の冬子(石田由利子)さんとご結婚なさった訳ですが、ドラマでは 関ジャニ∞ の錦戸くん辺りが、ご本人だったのでしょう。

さて置き、戦中から戦後を描いた小説としては、この上なく「爽やか」な作品でした。(と言いうか「爽やか」を選んで読んでるようでもありますが....。)
なかにしさんの筆が巧いんでしょうね。とてもさらっと読めました。
とかく「前向き」である照子さんの生き様には、大いに慰められるものがありますし、やっぱり元気になります。
悪い意味でなく「軽い」作品で、読み易いと思いました。





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最終更新日  2006年11月22日 21時43分47秒
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