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2011年12月15日
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腰上げが難しい 六目編み

伐った竹も一月ちょっと乾燥させたので、そろそろ油抜きをと始めることにしよう。これがけっこう手間がかかる。第3の方法(何のことはない木灰で擦る)を試みたがムラが生じる。2本をし上げて音をあげた。乾式と併用かなぁ。ゆっくりやろう。

この間、併せて六目編みに挑戦。縁の仕上げの前までは半月ほど前にできていたが、適当な縁巻き用の細い青竹がなく頓挫状態だった。一度、庭先に伸びていた細目の竹でヒゴを作って巻いてみたが途中で折れたり、割れたりで上手くいかないのでそのままにしておいた。

昨日、油抜きのために伐って乾燥させておいた直径4センチほどの細い竹を見つけたので腰のある青竹のままヒゴを作り、再度、縁巻きにチャレンジして完成した。

六目編みに限らないが、編むのは覚えるよりも慣れと言われる。これは割ることにも、剥ぐことにも通ずるが、割り剥ぎ3年と言われるが慣れると手指腕の力の入れ加減や、刃の角度等も理屈でなくそれぞれの部位が身体で覚えていくような気がする。それに比べ、編むのは、これで3つ目だし、まだ基礎的な編み方の入口の所でもたもたしている段階で慣れるというには程遠い。いろいろな編み方を一通りやってから2作目、3作目位になれば身体が勝手に動いてくれるようになるに違いない。

CA3A0718.JPGPAP_0943.JPG

六目の底を編むのは10度ほど編むと何とか慣れるが、そこから立てる(腰上げ)のが難しかった。何処に横のヒゴを入れるか分からず、既存の六目籠を穴のあくほど見て、やってみるが上手くいかない。平面だったものを立体化する、一次元広がるということに、なかなか想像力が働かない。ここはけっこう無理を押すというか、ヒゴに力を加えなければ立ち上がらないことが分かってきた。

PAP_0939.JPG PAP_0938.JPG

PAP_0976.JPG

縁は外側と内側に輪にしたものを固定してから青竹で巻いていく。この巻く間隔を4本分空けて巻いていったが不揃いで隙間ができてしまった。その隙間を埋めようと二重に巻いた所があったり、そうでなかったりで綺麗に仕上がらなかった。できは合格点ギリギリの60点。

次は四目編みか輪孤(りんご)編みに挑戦したい。

【原発・放射線情報】

今朝、NHK『あさイチ』で以前に放送された食品丸ごと検査のデーターが間違っていたということで訂正番組が放送された。サンプル数が少なく、この結果から「だいじょうぶ」とか「危ない」とか言うのはあまりに無謀なことは番組側も百も承知のようだ。前回は、そう断りながらも結果的に「心配ない」というメッセージを送っていたが、今回は同じ轍を踏むわけにいかなかったようだ。安心してはいけない、検査をできるだけやって少しでも食物からの放射性物質が体内に入れないよう注意を喚起する内容の番組になっていた。気になったのは福島県内の松や杉の葉に放射性物質がくっついていて、来年以降も、それが落ちて線量が増える可能性もあるという。

子どもへの被爆の影響について分かりやすく解説した論文。NHKにもよく出演している田崎清明教授(学習院大学理学部)。子どもは県内に居て大丈夫なんだろうか。 http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/housha/details/earlyage.html






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最終更新日  2011年12月15日 22時55分19秒
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