『未熟なボクら ―もう一つのNARUTO-ナルト物語― 』
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第63話「星と湖と雫と」
サクラは、地面にぺたんと座っていた。体が、動かない。声も、出ない。それでも、幸せだった。サスケが、そばにいてくれたから。
サスケはサクラの前に膝をつき、サクラをぎゅっと抱きしめた。そして、サクラの耳元で、ボソリと言う。
『……』
サクラの肩に、雫が落ちる。
そうして、サスケは立ち上がり、振り向かずに去っていく。
バッと、サクラは起きあがった。いつもと同じ、自分の部屋。窓の外には、いつもと変わらない、星空。けれど……。
「サスケくん……」
サクラは、ベッドにつっぷして肩を震わせる。
――ありがとう――
夢の中の、サスケの声が、こだまする。
「サスケくん……。泣いているの?」
ナルト『次回は……サスケ……あの日々はもう戻らないけど……』
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ハロウィンイラスト るろうに剣心 October 29, 2012
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