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2007.06.18
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カテゴリ: 感想


 第4回本屋大賞受賞作の第一部。
 すでに各方面で絶賛されている作品だけにどんな内容なのかおおよそ把握していたのですが、なるほど確かに読みやすく、そしておもしろい作品でした。
 この第一部は新二が入部し、初めて本格的に陸上競技に関わった一年生の春から秋までの物語です。新二が練習や試合でいろいろなことを吸収していくにつれて、読者も陸上(特にスプリント)について知ることになり、それも説明らしさがなく、とても好感が持てます。

 ただ、同じようにスポーツを扱った青春小説と言うと森絵都さんの『DIVE!』が思い浮かんだのですが、比較すると『一瞬の風になれ』の方が競技の記述が淡白な印象があります。もちろん、100mを一人で駆けるのも、4継でバトンを繋いでいくのもほんのわずかな時間の出来事なのだけれど、本当にあっさり書かれていて、もう少しそこに踏み込んでほしかったですね。
 もっとも、陸上部という集団を扱う中で、個人種目だけでなく4継を同時に使うことでチームプレーの要素も取り込まれていたのは、一粒で二度おいしいようでよかったです。
 できることなら、3冊まとめて読みたかったですね。
2007年6月10日読了





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Last updated  2007.06.18 15:25:07
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