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星河長明運命の妃と不滅の帝＃７あらすじ
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ぽんぽん@ Re:星河長明運命の妃と不滅の帝＃７あらすじ(06/18) New! ココさんへあらすじありがとうございます…

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ぽんぽん@ Re:七時吉祥～エンドレス・ラブ～＃７あらすじ(06/15) ココさんへ小説ありがとうございます。 …

ココ＋ @ Re[1]:星河長明運命の妃と不滅の帝＃６あらすじ(06/14) ●はなはなさんへ＞牢屋収監でもよさそう…

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2019.09.17

三生三世十里桃花　Eternal Love
第21話「嫉妬と陰謀」

夜華(ﾔｶ)が霊宝天尊(ﾚｲﾎｳﾃﾝｿﾝ)の天泉で傷を癒していると連宋(ﾚﾝｿｳ)がやって来た。
連宋は夜華が何日も一攬芳華(ｲﾁﾗﾝﾎｳｶ)を訪れていないと知り、愛しているがゆえに無関心を装わねばならない夜華の気持ちを察してやり切れない気分になる。
すると気配を察した夜華は咄嗟に話題を変え、極寒の地から離怨(ﾘｵﾝ)が逃げ出したと言った。
そこに天君がやって来る。
法会をサボっていた連宋は慌てて拝礼し、夜華を心配して様子を見に来ただけだと言い訳してすぐ出て行った。

素素(ｿｿ)は天妃・素錦(ｿｷﾝ)に言い含められ、上清境にやって来た。
そこでばったり法会に来た北海水君・桑籍(ｿｳｾｷ)と身重の少辛(ｼｮｳｼﾝ)夫妻に出くわす。
少辛は素錦が同伴している娘が青丘の主人に似ていることに気づき、目が離せなくなった。
すると素錦は２人に素素を紹介、夜華が人間界にいた時の恩人で、お腹には夜華の子がいるため天宮にいると教える。
２人の馴れ初めを聞いた桑籍は、あの夜華にまさか色事があるとは予想外だと驚いた。

素錦は夜華が天泉にいると聞き、素素を連れて立ち寄った。
すると施設の前に天君の仙娥たちが控えている。
どうやら中に天君と夜華が一緒にいるらしい。
そこで素錦はあえて自分たちが来たことを知らせないよう命じ、階段を登って入り口に立った。

一方、一攬芳華では奈奈(ﾀﾞｲﾀﾞｲ)がひとり、殿内を掃除していた。
するとそこに上清境から来たという見知らぬ仙娥が現れ、素素がいつも持っている扇子を所望していると伝える。
奈奈は出かける時に素素から箱にしまっておくように頼まれた扇子だと思い出し、すぐ寝殿を出た。

素錦はわざと素素に天君と夜華の話を聞かせた。
素素は２人の話から夜華に青丘白浅(ﾊｸｾﾝ)という許嫁がいると知り、衝撃を受ける。
すると話を終えた天君が現れ、素素の姿に気づいて気分を害したようだった。
素錦は楽胥(ﾗｸｼｮ)から素素を一攬芳華から連れ出して気晴らしをさせるよう頼まれたと嘘をつく。
しかし天君は人間が来てはならないと叱り、すぐ帰るよう命じて法会に向かった。

夜華は素素が来ていると知り、慌てて顔を見せた。
「なぜ君がここにいる？」
「ぁ…」
「…あ、夜華、私が素素を連れて来たの、彼女を責めないで」
「洗梧宮(ｾﾝｺﾞｷｭｳ)の問題だ、素錦天妃が介入することではない」
素錦は夜華に冷たく突き放され、お節介だったと謝って帰って行った。
「…今後、彼女とは付き合うな」
「うん」
すると夜華は天族の礼法で人間が来ることはできないと教え、送って行くことにした。

夜華が素素を送り届ける途中、ちょうど法会の会場で２叔父と少辛が天君の前にひざまずいていた。
桑籍は少辛が身ごもったことから正式に名分を賜りたいと懇願したが、少辛を見た天君は当時の息子の不孝を思い出し憤慨する。
その様子を司命星君(ｼﾒｲｾｲｸﾝ)に頼み込んで法会に潜り込んだ白鳳九(ﾊｸﾎｷｭｳ)も見ていた。
すると天君は招待客の目もあることから２人に下がるよう命じ、法会の邪魔になると追い返す。
仕方なくあきらめて下がる桑籍と少辛…。
ちょうどそこへ奈奈が扇子を届けにやって来た。
奈奈は反対側にいる素素に気づいて駆け出そうとしたが、ある神仙が密かに術を放って奈奈を突き飛ばしてしまう。
|ω-)_ﾋﾟﾝ！⌒☆(ﾉ･⊿･)ﾉうわぁ！≡≡≡≡≡≡ ⊂⌒~⊃* >ω<)⊃ズサーッ
転んだ奈奈の手から扇子が転がり落ちた。
その衝撃で扇子がまばゆい光を放ち、そこへ突如、霊宝天尊の神獣・鳳凰(ﾎｳｵｳ)が現れる。
法会は騒然となり、なぜか鳳凰は鳳九を突き飛ばした。
鳳凰を助けようとした翼君・離鏡(ﾘｷｮｳ)だったが、反撃されて内傷を負ってしまう。
その時、鳳凰が素素に気づいて突進、夜華は仕方なく青冥剣(ｾｲﾒｲｹﾝ)で師兄の神獣を退治した。
夜華は慌てて玉清崑崙扇を自分の元に引き寄せると、素素は自分の扇子だと気づいて息をのむ。
「（はっ）」
「何も言うな…」

司命星君は卒倒した鳳九を抱きかかえ、急いで仙娥の偏殿へ戻った。
すると騒ぎに気づいた東華帝君(ﾄｳｶﾃｲｸﾝ)がやって来る。
司命星君が事情を説明していると、ちょうど薬王が駆けつけた。
しかし帝君は全員を部屋から追い出してしまう。

大殿では夜華が素素と奈奈を従えてひざまずいていた。
夜華は天君に自分が玉清崑崙扇(ｷﾞｮｸｼﾝｺﾝﾛﾝｾﾝ)を素素に渡したと認め、素素は法器だと知らなかったとかばう。
しかし天君は負傷したのが青丘白浅の姪である白鳳九だったことから怒りが治まらない。
たとえ夜華に過失があったにせよ、素素の罪は消えないと恫喝した。
すると奈奈が見知らぬ仙娥から素素の命で扇子を届けるように言われたと証言する。
素素は驚いた。
「天君、ご明察を！私は命じてなどいません！」
「無礼者！天宮に人間であるお前を陥れる仙人がいるというのか！」
「そういう意味ではありませんが、あなた様も聞いたように…」
「ごぅら！」
夜華はこのままでは素素が処罰されると焦り、厳しい口調で止めた。
そこで連宋は一攬芳華の小仙娥は下界の仙山から来たばかりで天規に不慣れだとかばい、恐れのあまり過ちを認めないのだと告げる。
しかし素素は奈奈を侮辱されたと勘違い、思わず反発した。
「奈奈は位が低いかもしれませんが誠実です
　自分の過ちを認めず、人のせいにするなんて…天く…」
「ぢゅこぅ！」
夜華が激怒すると、今度は素錦が御前にひざまずいた。
素錦はそもそも上清境に素素を連れて行ったのは自分だと訴え、素素の罪を代わりに受けるという。
呆れた夜華は素錦と洗梧宮は無関係だと一蹴、もし罰を下されるなら素素が受けると言った。

騒ぎを知った霊宝天尊が慌ててやって来た。
天君は奴婢の落した玉清崑崙扇が事の発端だと教え、ちょうど罰している所だと話す。
玉清崑崙扇を見た霊宝天尊は原因に気づき、離鏡に崑崙(ｺﾝﾛﾝ)虚でのことを覚えているかと聞いた。
離鏡は７万年前のことを懐かしく思い出しながら、確かにあの時、司音(ｼｲﾝ)が玉清崑崙扇で鳳凰を打ち負かしたと証言する。
天君は離鏡と司音が知り合いだと聞いて驚いたが、離鏡は偶然に出会ったに過ぎないとごまかして下がることにした。

鳳凰の魔性が暴走したのは７万年前に自分を傷つけた玉清崑崙扇が原因だった。
恐らく白鳳九や素素は扇子の主人だった司音に似ているため、襲いかかったのだろう。
霊宝天尊は師弟に扇子を返し、そもそも魔性が消えていない神獣を九重天に連れて来た自分のせいだと反省した。
さすがに霊宝天尊を罰するわけにも行かず、天君は嫌疑が晴れた素素たちに下がるよう命じる。
こうして素素を排除する好機を逃した天君、しかし夜華が認めなかった。
「天尊がお前たちの代わりに許しを請うてくださったが、やはり簡単に許すわけにいかぬ
　本日より一攬芳華の者は禁足とする
　本君の許可なく、洗梧宮から一歩も出てはならん」
夜華は素素を守るため、わざと厳しく罰して誰とも接触できないようにした。
素素の目は悲しそうだったが、夜華は自分の気持ちを察してくれると信じるしかない…。

夜華は素素と奈奈を洗梧宮に帰すと、霊宝天尊と２人で師父の出迎えに向った。
人目がなくなると夜華は改めて師兄に素素を助けてくれた礼を述べる。
実は霊宝天尊に騒ぎを知らせたのは離鏡だった。
数日前に離鏡の坐騎が原因で昭華宮が火事になり、素素を巻き込んだ責任を感じて助けてくれたのだろう。
すると霊宝天尊は夜華に警告した。
「夜華、あれほど天君に大事にされたそなたの２叔父が女人１人のため降格されたのを見たであろう
　人間は人間、所詮、ここには適さない
　早く元の世界に戻すことが身の安全を守ることになるだろう」

素錦は素素を罠にはめておきながら、夜華の手前、素素をかばった。
天君は憤慨し、寝宮へ戻ってから素錦の愚かな行動を追求する。
素錦は適当に言葉を濁し、必ず正当な理由で素素を殺すつもりだと約束した。
すると天君は素錦が側妃になる時、いつか願いを叶えると約束したことを思い出す。
素錦の行動の裏には何か望みがあるようだ。
「素錦、そなたがそこまで執着している事とは何だ？」
そこで素錦は３回叩頭し、ついに告白した。
「素錦の願いはただひとつ、もしあの人間を死なせたら太子の側妃にして頂きたいのです」
天君はようやく素錦が初めから夜華に嫁ぐための道筋を作るため、天妃になったと分かった。
しかし素錦とは床を共にしたこともなく、確かに若い身空を無駄にする必要はない。
天君はあっさり認めると、素錦は心から感謝して叩頭した。
「天君、ご心配なく…太子殿下さえあの者を守りきれない策を考えましょう」

客房に戻った離鏡はその後、素素がどうなったのか気が気でなかった。
…あの鳳凰、まさか素素さんを阿音と間違えたのか？
するとそこへ火麒麟(ｶｷﾘﾝ)が戻って来た。
素素は霊宝天尊のおかげで命拾いし洗梧宮に戻ったが、一攬芳華で禁足だという。
玄女は嫉妬のあまりあの人間を気にしすぎだと声を荒げた。
これまで大目に見て来た離鏡は図に乗るなと激怒、呆れて出かけてしまう。
「安心しろ、あの娘を訪ねるわけではない」

一方、素素は奈奈と一緒に一攬芳華に戻っていた。
奈奈は簡単に見知らぬ仙娥を信じたせいで素素を巻き込んでしまったと謝罪、罰して欲しいという。
素素は自分には何の権限もないため守れなかったと後悔し、それより素錦と夜華の関係を知っているか聞いた。
奈奈の話では素錦は楽胥のもとで育ったため、幼い頃から太子殿下と一緒にいたという。

東華帝君は内傷を負った白鳳九を助けるため、自分の仙力を分け与えた。
しばらくして鳳九は意識が戻ったが、すでに居所には誰もいない。
…恩返しのために来たのに帝君に迷惑かけて、仙力まで消耗させてしまったわ
鳳九はこのままでは青丘の恥をさらすことになると考え、こっそり帰ることにした。
しかしまだ虚弱なせいか、立ち上がった途端に九尾狐の姿に戻ってしまう。
鳳九は何とか宮道まで出たものの、そこでバッタリ倒れた。
すると帝君が現れ、鳳九を抱き上げて結局、太晨宮(ﾀｲｼﾝｷｭｳ)に戻されてしまう。

夜華は素素が心配で一攬芳華にやって来たが、素素はすでに眠っていた。
すると翌朝、素素は足元に腰掛けたまま眠っている夜華に気づく。
素素は驚いて身体を起こすと、夜華はすぐ目を開けた。
「素素！」
「夜華…ごめんなさい、身ごもってからずっと情緒が不安定だから…」
「君のせいじゃない、天宮の制約があまりに多すぎるんだ
　自由気ままな俊疾山(ｼｭﾝｼﾂｻﾞﾝ)のようにはいかない、昨日の事は…」
「昨日の事はあなたのせいじゃないわ、私ずっと考えていたの
　天君が私に対して偏見があるのは、あなたがこっそり私を娶ったからだわ…」
すると素素は夜華の肩にもたれかかった。

「夜華？私、ここでもあなたと楽しく暮らしたいわ～俊疾山にいた頃みたいに…どう？」
「ｧｧ…」
「今夜、会いに来てくれる？」
「…会えないんだ」
「分ってる…あなたは天族太子、政務に勤しまなきゃね
　私がもしあなたを行かせないと、皆に紅顔禍水(女は災いのもと)って言われちゃうのよね　
　お芝居の中で歌われていたのを聞いたの」
「ふっ、天宮に人間の芝居はないよ」
「お、おぅ」
「…もう行くよ」
「ぅん」
夜華は後ろ髪を引かれる思いだったが、振り返ることなく煙となって消えた。
(╯ꇴ╰)✧あ～もう夜華がいいわ～上手いっ！

東華帝君は書房に鳳九を連れ帰り、再び仙力を補充した。
するとそこへ司命星君が駆けつける。
帝君は青丘小帝姫なら回復したと天君に伝えるよう頼んだ。
司命星君は無事だと知って安堵し、白鳳九はもう青丘に帰ったのかと尋ねる。
すると書房で休んでいる九尾狐に気づき、黙って下がった。

離怨(ﾘｵﾝ)を探していた火麒麟が急いで客房に戻って来た。
離怨が見つかったが、あろうことか北荒で反乱を起こしたという。
するとちょうどそこへ衛兵が現れ、天君が呼んでいると伝えた。
離鏡は殿内に戻って急いで支度を整えたが、玄女はまた人間に会いに行くのだと嫉妬する。
さすがに激高した離鏡は玄女の手首を強くつかんだ。
「天君に呼ばれたのはお前が兵符を盗み出して臙脂に渡したからだ！
　臙脂は離怨を救出し、北荒で反乱を起こしたんだぞ！」
「…はっ反乱？」
「もし天君に責められてお前が処罰されることになっても、俺は助けられないぞ
　ここでおとなしく待っているんだな！」

鳳九は東華帝君が出かけると人間の姿に戻った。
…キャハハハ♪帝君に抱きしめられてうっとりしちゃった～
…うふふふっ♪でも恩人をこんなふうに騙すなんて良くないわよね～
その時、帝君と司命星君の姿に気づき、鳳九は慌てて九尾狐に戻ってしまう。
「…おいで」
帝君に呼ばれた鳳九は帝君の膝に顔を乗せた。
「で、天君が激怒していると？」
「その通りです、太子殿下と翼君が呼ばれました」

その頃、大殿では竹簡に目を通した天君が激昂していた。
「奏状によれば北荒の反乱軍の兵営に金猊獣(ｷﾝｹﾞｲｼﾞｭｳ)が現れた」
「赤炎金猊獣が？！」

つづく

( ￣꒳￣)ん？北荒の反乱の件、ちょっとおかしいよね？？？
結局、20話の方を中文訳の方に戻してしまったけれど…
そう言えば中文字幕が見たくてツベのぞいたら、なんと日本語版があってびっくり！

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