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2020.04.01
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三生三世十里桃花 Eternal Love
第46話「愛ゆえの犠牲」

白浅(ハクセン)が結魄灯(ケッパクトウ)を見守り続けて3日、これで墨淵(ボクエン)の元神が固った。
すっかり疲れた白浅は寝殿に戻って床に滑り込むと、次は神芝草を手に入れるため瀛州(エイシュウ)へ行こうと決める。
そこへ突然、二兄・白奕(ハクエキ)がやって来た。
白奕は白鳳九(ハクホウキュウ)に東華帝君を忘れさせるため、すぐにでも嫁がせたいらしい。
そこで白羽の矢が立ったのが白浅の大師兄・疊風(チョウホウ)だ。
驚いた疊風は年が離れすぎていると辞退し、四海八荒で婿を募ってはどうかと提案する。
白奕は妙策だと気づき、善は急げと西海から始めることにした。
すると続々と婿候補が鳳九に贈り物を届けにやって来る。
もちろん鳳九の御眼鏡に叶う者などいなかったが、そこへ司命(シメイ)星君が現れた。

司命星君は鳳九に東華帝君からの伝言を伝え、化粧箱を渡した。
「"人間界で命を救われ貸し借りはなくなった、不要な物は返すゆえ知り合った記念にでもせよ"
 と仰せに…」
鳳九は化粧箱の中から矢じりのついた鈴飾りを取り出し、なんとも虚しくなってしまう。
わざわざこんな物を司命に届けさせるとは、帝君は本当に冷酷な人だと…。


白鳳九は鈴飾りを持って人間界へやって来た。
刺客に襲われたあの日、雷が鳴り響いていたが、司命がわざとやったのだろうか?
そんなことを思い出しながら鳳九が当時のあばら屋に入ってみると、偶然にも東華帝君がいた。
東華帝君は鳳九の姿に気づいて一瞬、驚いたが、すぐにいつもの冷静な顔に戻ってしまう。
「私が言わずとも理解できるはずだ」
「分かっています…俗世の縁は俗世で尽きるのだと」
「"俗世の縁は俗世で尽きる"か…なかなか良い言葉だ」
東華帝君は先に帰ることにしたが、鳳九はあきらめきれない。
「帝君!俗世の縁が俗世で尽きるなら、なぜここへ来たのです?忘れられないことでも?」
東華帝君は陳(チン)淑妃だった鳳九の言葉を忘れていないと認めた。
…私は心から望んであの矢を受けたのです
…褒美は入りません、でも生まれ変わっても私を覚えておいてください
しかし人間界へ行ったのは六苦を味わうため、鳳九との愛の試練も自分ひとりの苦に過ぎない。
「よいか、私もそなたも人間ではない
 縁があってもいずれ終わる時が来る…物事には終わりがある
 断つべきを断たねば互いにとってよくない」
東華帝君は心を鬼にして鳳九を突き放した。

夜華(ヤカ)が目を覚ますと折顔(セツガン)と白真(ハクシン)がいた。
驚いたことに失った右手が再生していたが、感覚がなくピクリとも動かない。
折顔はそれらしく作るだけでも苦労したと話し、数万年後に動くようになるかもしれないと励ました。
すると夜華は丹薬のことを思い出し、折顔に自分の名を伏せて白浅に渡して欲しいと頼む。
その丹薬は以前、師兄である霊宝天尊からもらったものだった。
今回、神芝草を一掃したが、その時に採った何株かを丹薬に加えてあるという。
実は瀛州に翼王と王妃も来ており、夜華は二人を守ろうとして右腕を失ったのだった。
「浅浅は恩を受けることを嫌います
 私が与えたと知れば墨淵を救うことをためらうはず…
 上神が採った神芝草で作ったと言ってください、浅浅は疑いません」
折顔は了承したが、どうしても気になることがあった。
「墨淵が目覚めたら東皇鐘の封印が解ける恐れがある、そうなれば衆生はどうなる?」
「擎蒼(ケイソウ)が衆生を葬ろうとすればそれを守る者が必ず現れます
 7万年前、墨淵が擎蒼を東皇鐘に封じ、300年前には浅浅が命をかけた…
 だから今後も"誰か"が守るでしょう」
そう言って夜華は小屋を出た。

小屋の外にはすでに伽昀(カイン)と天枢(テンスウ)が待っていた。
「帰るぞ」
白浅の気持ちを知っている白真は夜華を引きとめようとしたが、折顔が咄嗟に制止する。
「縁が尽きるのにも因果がある、私たちには何もできん」
白真は仕方なく、そのまま黙って夜華を見送った。

夜華は南天門へ到着すると、いよいよ立っているのも辛くなった。

そこで伽昀を成玉(セイギョク)のもとに行かせ、今からすぐ阿離(アリ)を連れて霊山の法会に行くよう伝言を託す。
一方、天枢には自分の代わりに正殿に行くよう指示し、"神芝草を一掃して猛獣を殺し、瀛州を沈めた"と報告するよう命じた。
「ただ…そのせいで一生分の修為が尽きた…」
「太子殿下の修為が?!」
「(コクリ)よいか、十里桃林に行ったことは口外する…な…」
すると夜華はそこでばったり倒れてしまう。

知らせを聞いた天君たちが紫宸(シシン)殿に駆けつけた。
夜華はすっかり憔悴し、眠っている。
「なんて愚かな子…」
楽胥(ラクショ)は息子を案じながら、なぜ己の身を滅ぼすようなことをしてまで神芝草を一掃したのかと嘆いた。

白浅は2日以上も眠った。
目を覚ました時にはすでに白鳳九の姿はなく、折顔が自分が起きるのを待っていると知る。
すると折顔が自分で作ったと言って丹薬をくれた。
丹薬を見た白浅は神芝草に気づき、折顔が自分の代わりに犠牲になったのだと勘違いする。
「私が修為を渡すつもりだと知ってたの?身体はどこも悪くない?」
「おお?お前が墨淵に修為を渡すつもりとは知らなかった…私はただ丹薬を渡しに来ただけだ
 お前は擎蒼を封じた時かなりの仙力を使った、そのうえ修為を渡せば仙力はいくらも残らん
 "上神"の称号に似つかわしくない
 私は父神に育てられた、今となってはその恩を返せないが、できることはしたいのだ」
白浅はせめてものお礼に拝礼しようとしたが、折顔は礼は不要だと止めて帰って行った。

白浅は折顔の指示通り、疊雍(ジョウヨウ)の気分が良い時に丹薬を飲ませた。
しかし修為を集めた強い薬のため反動も大きい。
予想通り長わずらいで身体が弱っていた疊雍は気を失った。
白浅は西海水君の前では想定内だと平静を装ったが、ひとりになると不安を隠せない。
すると心配した疊風が現れ、何が怖いのかと聞いた。
「すべてが徒労に終わり、師父を失うのではと…」
「司音、私は思うのだ、ここで会えたのは天がくれた最高の恩恵だと…
 師父のことも、再び崑崙虚に戻る日が必ず来ると信じている」

その頃、臙脂(エンジ)は病児を抱いて翼界へ向かっていた。
子闌(シラン)は心配でこっそり後をつけて来たが、そろそろ役目を終える時が来たと気づく。
するとまるで未練を断ち切るかのように剣で結界を引いた。
「ここまで見送れば無事なのは分かっただろう?もう後を追うな
 この先にあるのは翼界だ、そしてこちら側は天族の地…
 これ以上はやめろ、決して踏み出してはならない」
子闌が引き返して行くと、物陰から臙脂が現れた。
しかし臙脂は二人を隔てる結界を前にどうすることもできず、涙に暮れる。
こうして子闌は兄弟子たちが待つ崑崙へ、臙脂は大紫明宮へ帰って行った。

離鏡(リケイ)は玄女(ゲンジョ)の忘れ形見をどうしたら良いのか分からず、持て余していた。
すると見兼ねた臙脂が現れ、自分の一生分の修為で助けると告げる。
離鏡は天に背くことになると反対したが、臙脂は譲らず、必ず目覚めさせると言った。

疊雍はなかなか目覚めなかった。
白浅は折顔が危惧した通り疊雍の身体が耐えられそうにないと焦り、十里桃林に解決法を聞きに行くことにする。
するとそこへ突然、迷谷(メイコク)が玉魂を届けにやって来た。
実は折顔に命じられ、大紫明宮に行って翼君から受け取ったという。
折顔の話では夜華が離鏡の命を救ったため、これは恩返しとして当然のことなのだとか…。
白浅は意味が分からなかったが、いずれ折顔に聞けば良いと考え、看病に戻ることにする。
「そうだ!もうひとつ伝言が!
 もし丹薬の仙気に耐えられない時は王子の体の上に玉魂を置くといいそうです
 3日後に目覚めると…」
「(ちっ!)」
白浅が思わず構えると、迷谷は慌てて受け身をとった。
<
「(ひっ!)」
「一番大切なことを最後に言うなんて(コイツッ)危うく聞きそびれるところだったわ」

白浅は迷谷を帰し、早速、疊雍の襟元に玉魂を置いた。
「折顔の言うように、こたび師父は必ず戻ってくるわ…」
祈るように呟く白浅、それにしても夜華は一体いつ離鏡を助けたのだろうか。

つづく





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最終更新日  2020.04.01 21:59:03
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